施工事例
施工事例
糟屋郡宇美町M様邸の建物の概要
(施工前の写真)
物件種別 |
一戸建て |
工事種別 |
外壁塗装 屋根塗装 |
築年数 |
20年 |
階建 |
2階 |
外壁材・屋根材 |
モルタル・スレート |
延床面積 |
115.5㎡(35坪) |
過去の塗装経験 |
今回が初めて |
見積もり取得社数 |
4社(ハウスメーカー含む) |
糟屋郡宇美町のM様が外壁塗装・屋根塗装を考えたきっかけ
M様邸は築21年を経過しており、年数的に外壁に汚れや色あせが起きておりました。また、屋根材を強風などから守る破風板(はふいた)も著しく損傷しており、家全体の塗装メンテナンスを考えていたとのことです。
前回施工事例に投稿をした久留米市荒木町H様からのご紹介でこの度当店にて施工させていただくことになりました。
このように、一度施工させていただいたお客様から新たにお客様をご紹介いただけるのは当店としてもとても光栄で嬉しく思います。
さっそく現地に伺い、プロの職人が無料で建物の劣化診断を行ったところ、以下の通り、さまざまな箇所に劣化が見られました。
外壁の色あせやコケ・カビの発生
南西側の外壁には、色あせやコケ・カビの付着が見受けられました。
こちらは、水圧110kgほどの高圧ジェットでしつこい汚れを洗い流し、耐久性・防汚性・防カビ性に強い塗料を選定することで、今後このような汚れがつきにくい綺麗な外壁を維持することができます。
また、下塗り・中塗り・上塗りの3回塗りを行うことで、強い塗膜を形成し、紫外線などによる色あせが起きにくい外壁にすることができます。
屋根の色あせ・褪色
屋根に関しても色あせや褪色が起きておりました。
屋根は外壁よりも紫外線や雨風にさらされているため、屋根表面の防水性が大きく低下し、雨水が浸水し、最悪の場合は雨漏りにつながります。
屋根塗装も外壁と同様に3回塗りを徹底することで耐久性の高い屋根に塗り替えることが可能です。
ベランダ床面の防水性の低下
写真の通り、ベランダ床面の色あせが見受けられます。
実は、ベランダの色あせを放置することで、雨水が床面にしみ込み、建物内部の腐食(雨漏り)になるケースもあります。
一般的にベランダは下地・防水層、トップコートの3層になっています。
M様邸の場合は表面のトップコートの防水施工を行うことで、防水性を高めることができます。
破風板の損傷
写真の通り、M様邸の破風板は、塗膜の剥がれが起きておりました。
その劣化は著しく、板の損傷も起きておりましたので、こちらに関しては新しい破風板の張り付けを行ったうえでの塗装が必要です。
そもそも破風板は、強風から屋根材が吹き飛ばされるのを防いだり、隙間から雨水が侵入し屋根材の腐敗を防いだりする大切な役割があります。
ガルバリウム鋼鈑という耐久性30年以上の板を破風板に張り付け、その後に塗装を行うことで、本来の破風板の機能性を向上させることができます。
このように、プロ職人による劣化診断を行うことで、M様邸が抱える問題点を見える化することができました。
当店は、お問い合わせいただいた皆様に家の状態を少しでも理解していただくために、上記の写真と解決策をまとめた劣化診断書を無料でお渡ししております。
4社の中から当店が選ばれた理由
糟屋郡のM様は、業者選びの際に、当店を含め4社から相見積もりを取得していました。
その中で、なぜウォールハーツを選んでいただけたのでしょうか。M様に聞いてみると、以下のようにご回答いただけました。
担当者の知識が豊富で、丁寧な説明があり、信用できた
M様は、今回が初めての塗装メンテナンスであり、業者や塗料の選び方についてとても慎重になっておられました。
そこで、当店の営業スタッフには全員に元職人経験があるということがT様に信頼していただける一つの要素であったと思っております。
実は、営業担当に職人経験があることで、お客様の家が長持ちするための最適な提案ができるようになります。
なぜなら、職人経験のある営業マンは、単に良い塗料を提案するだけでなく、塗料の弱点を克服するための施工方法のご提案や、家の環境に見合った最適な塗料の選定ができるからです。
例えば、耐久性が高いことで有名なフッ素塗料というものがありますが、頑丈がゆえに表面が割れやすいという弱点があります。
それを克服するためには、フッ素塗料を塗る前に伸縮性を含ませた下塗り材を塗る必要があります。
職人経験のない営業マンは、単に「フッ素塗料は耐久性が高いのでオススメですよ!」といった提案をし、施工方法や下塗り材については知識がなく、フッ素塗料の弱点を克服したり、耐久性を活かすための具体的な施工提案がなされないまま、商談を終えてしまうケースがあります。
一方で職人経験のある営業マンは、「フッ素塗料は耐久性が高いですが、表面が割れやすい弱点もあるため、下塗りには柔らかい塗料を使うことで、ひび割れ(塗膜の割れ)が起きづらく、本来のフッ素塗料の耐久性を発揮できるようになりますよ!」というご提案まで可能となります。
実際に多くの家を自らの手で施工してきた経験があるからこそ、塗料の取り扱いの注意点や正しい施工方法を知っており、細かい点まで丁寧な説明ができるようになるのです。
フッ素はあくまでも簡単な例として挙げましたが、塗装には他にももっと複雑な要素がたくさんあります。
よって、塗料や施工の本質を理解している営業マンの方が、結果的にお客様の家を長持させる提案ができるようになるのです。
<一緒に読みたい記事> |
糟屋郡宇美町のM様からのご要望
●色あせやカビ汚染などが起きにくい塗料で高耐久な外壁や屋根にしてほしい ●費用は抑えたい |
これらのご要望に対して当店が行った提案は以下になります。
屋根外壁ともに国内最高峰の超耐久性”無機塗料”をご提案
当店の職人と社内で検討した結果、紫外線による色あせやカビ汚染などに最も強い塗料である、国内大手メーカーであるエスケー化研の「エスケープレミアム無機」(外壁用)と「エスケープレミアム無機ルーフ」(屋根用)ご提案しました。
⚫︎エスケー化研 ⚫︎エスケープレミアム無機 ⚫︎無機塗料 ⚫︎水性塗料 ⚫︎モルタル、コンクリート、窯業系サイディング、ACLパネルに塗装可 ⚫︎艶あり、5・3分艶 |
●エスケー化研 ●エスケープレミアム無機ルーフ ●無機塗料 ●2液型油性塗料 ●スレート屋根に塗装可 ●艶あり、3分艶 |
<この塗料を選んだ理由①>
~紫外線に強く、色あせしにくい~
無機塗料は、アクリル、シリコン、ラジカル、フッ素などの他の塗料と比べて、非常に耐久性が高い塗料です。国内で最も耐久性に優れ、※18年から20年も持続します。
※屋根の場合は15年~18年
この塗料には、ガラスや石などの紫外線に影響を受けない無機物が含まれており、紫外線による色あせに対して、他の塗料に比べて圧倒的に強いです。
さらに、防カビ性や防藻性にも優れるため、M様邸のような湿気の多いエリアに位置する建物にも、その耐久性を発揮します。
<この塗料を選んだ理由②>
~長い目で見ると費用が安い~
このような高品質塗料だと、値段は高いのでは?とお考えの方も多いでしょう。実際、M様にはできるだけ費用を抑えたいというご要望を聞いておりました。
確かに、無機塗料は他の塗料に比べて、相場が高い傾向があります。
しかし、20年という長期間でのメンテナンスコストを考えると、1回の塗装が安いシリコン塗料と比べると、無機塗料の方がかえって約40万円ほど安くなります。
この点を話し合いながら、紫外線に強く、さらに費用を抑えたいというM様のご要望にマッチすることをしっかりご理解いただいたうえで、今回は無機塗料を使うことを一緒に決めました(^^♪
<合わせて読みたい記事> |
施工中には必ず経過写真を毎日ご報告
当店では、営業担当者が現場で施工の様子を確認するだけでなく、施工中の様子をLINEなどでお客様に報告することを徹底しています。また、当店の施工ブログにも毎回その様子を公開しています。
オリーブグリーンをメインカラーに採用
湿気の多いエリアに位置するM様邸は、コケやカビ汚れに強い無機塗料を使用しましたが、オリーブグリーンにした理由も、実はコケやカビ汚れが目立ちにくくするためです。
また、グリーン系の外壁は、目に優しく癒しの印象を与えてくれます。
半艶で程よい艶加減を出しつつ、オリーブグリーンで緑色を控えることで、上品な外観に仕上がります。
〈事前に行ったカラーシミュレーション〉
M様、この度は当店をお選び頂き誠にありがとうございました。
今後とも末永いお付き合いをぜひよろしくお願いいたします。