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- 2023年11月22日
【3社の中から決定👏】筑紫野市光が丘T様より外壁塗装工事のご契約を頂きました
いつもウォールハーツのブログをご覧いただきありがとうございます。
代表の古賀です。
皆さん、いかがお過ごしでしょうか🎵
本日は筑紫野市光が丘のT様より、3社の中から外壁塗装のご契約を頂きました。
そこで今回は、T様にどのような悩みや要望があり、当店はどのような提案を行ったのか、なぜ当店を選んでいただけたのかをお伝えしたいと思います✨✨
当店に依頼してよかったと心の底から思っていただけるよう、私含め職人一同、精一杯塗装させていただきますので、本日よりどうぞよろしくお願いいたします☺
【3社の中から決定👏】筑紫野市光が丘T様より外壁塗装工事のご契約を頂きました
目次
筑紫野市光が丘T様邸の建物の概要
物件種別 | 一戸建て |
工事種別 |
外壁塗装 |
住宅メーカー | 地元のハウスメーカー |
築年数 | 19年 |
階建 | 2階 |
延床面積 | 115.5㎡(35坪) |
外壁材・屋根材 |
外壁材: サイディング |
過去の塗装の有無 | 今回が初めて |
見積もり取得数 | 3社(ハウスメーカー含む) |
筑紫野市光が丘T様が外壁塗装を考えたきっかけ
T様邸は築19年を経過しており、年数的に外壁の汚れや色あせ、シーリングのひび割れが気になり、塗装を考えていたとのことです。
T様は塗装の一括見積サイトで見積もり依頼をし、そこから当店とやりとりさせていただく形となりました。
さっそく現地に伺い、無料の建物劣化診断を行なったところ、以下の通り、様々な箇所に劣化が起きておりました。
外壁のコケ・カビ・藻の付着
日当たりの悪い北東側の外壁には、湿気が原因でコケやカビ、藻の付着が見受けられました。
こちらは、水圧110kgほどの高圧ジェットでしつこい汚れを洗い流し、耐久性・防汚性・防カビ性に強い塗料を選定することで、今後このような汚れがつきにくい綺麗な外壁を維持することができます。
外壁出隅の塗膜の剥がれ
外壁の角の部分の塗膜が剥がれているのがわかるかと思います。ここは、紫外線による乾燥や雨水による湿潤を繰り返す中で、表面の塗膜に剥がれが生じたことが推測されます。
ここは、ケレン掛けという作業により、サンドペーパー等で剝がれかけた塗膜を取り除き、土台を整えます。これにより、新しく塗る塗料との密着性が高まり、塗装をすることで今後剝がれにくい強固な塗膜を作ることができます。
外壁のシーリングのひび割れ・切れ
外壁と外壁の間に埋め込まれているゴム状のシーリングですが、ご覧の通りひび割れや切れが起きております。
新築時のシーリングは、むき出しか、表面の簡単なコーティングが施されている程度で済まされるため、築19年も経過すると、紫外線の影響で劣化が進行してしまいます。
そもそも、シーリングとは外壁を長持ちさせるための2つの大きな役割があります。
それは、雨水が外壁材の間に入り込まないように防水性を高めることと、地震や車道を走る大型車などによる外壁への振動を抑える(耐震性を高める)ことです。
シーリングの劣化を放置すると、外壁がひび割れしやすくなったり、隙間から雨水が侵入し、雨漏りを引き起こす可能性が上がります。
よって、T様邸のような症状が起きている場合は、外壁塗装と同じタイミングでシーリングを打ち直す(打ち替え)が効果的です。
打ち替えとは、既存のシーリング材を撤去し、新しいシーリング材を新設する方法で、外壁を長持ちさせる上で重要な役割を果たします。
既存のシーリングを撤去せずに、そのまま上からシーリング材を打ち込む手法である「打ち増し」もありますが、打ち替えの方がシーリングすべてを新しくできるので、より高い効果をもたらします。
よって、シーリングの打ち替えを行った後に、その上から外壁と同時に塗装することで、外部環境からシーリングを守ることができます。
その他の劣化
T様邸は、外壁以外の付帯部(外壁や屋根を支える役割を持つ箇所)にも様々な劣化が起きておりました。
軒天(のきてん)のカビ・ホコリの付着
軒天には色あせやカビ汚染が見受けられました。
そもそも軒天とは、雨水が直接外壁に当たるのを防ぐ役割を持ちます。
軒天は、太陽の光が当たりづらいため、カビが発生しやすい箇所になります。
こちらは、防カビ性や透湿性のある塗料を使うことで、今後カビが生えにくい軒天にすることができます。
雨樋(あまどい)の色あせ・褪色
雨樋にも紫外線による影響で色あせが起きておりました。色あせは、表面の塗膜が劣化している状態であり、表面の防水性が弱くなってきている兆候です。
雨樋は、屋根に落ちた雨水を集約して、外壁に触れないように地面に流す役割があります。
雨樋の色あせを放置すると、割れが生じ、雨水が溢れ、外壁に雨水が接触することから外壁への劣化にもつながります。
したがって、雨樋の耐久性を維持するために、外壁と同じタイミングで塗装を行う必要があります。
破風板(はふいた)の色あせ
破風板にも紫外線の影響により、色あせが起きておりました。こちらも雨樋と同様に塗装によるメンテナンスが必要です。
ただし、白い三角の外装材は劣化が著しいため、塗装ではなく板金を取り付けることで耐久性を一気に高めることにしました。
ちなみに、破風板は強風により屋根材が飛ばされたり、隙間から雨水が入り込み、屋根材の腐敗するのを防ぐ役割があります。
このように、付帯部(軒天・雨樋・破風板など)は、建物全体の耐久性を支えるためにそれぞれが機能しており、外壁塗装と同じタイミングで塗装(一部交換)を行うことで、大切な家がより長持ちするようになるのです。
門柱のカビ・汚れの付着
門柱は写真の通り、部分的にカビや汚れの付着が目立っておりました。
軒天と同様に防カビ性や防藻性に優れた塗装を行うことで、耐久性を向上させます。
家だけが塗装で綺麗になったとしても、門柱が汚れていては余計に目立ってしまうため、美観性を保つためにも門柱の塗装は大切です。
このように、プロ職人による劣化診断を行うことで、T様邸が抱える問題点を見える化することができました。
当店は、お問い合わせいただいた皆様に家の状態を少しでも理解していただくために、上記の写真と解決策をまとめた劣化診断書を無料でお渡ししております。
3社の中から当店が選ばれた理由
T様は、今回3社の相見積もりを取得されておりました。
そこで、なぜウォールハーツを選んでいただけたのでしょうか。T様に聞いてみると、以下のようにご回答いただけました。
担当者の知識が豊富で、丁寧な説明があり、信用できた
T様は、今回が初めての塗装メンテナンスであり、業者や塗料の選び方についてとても慎重になっておられました。
そこで、当店の営業スタッフには全員に元職人経験があるということがT様に信頼していただける一つの要素であったと思っております。
実は、営業担当に職人経験があることで、お客様の家が長持ちするための最適な提案ができるようになります。
なぜなら、職人経験のある営業マンは、単に良い塗料を提案するだけでなく、塗料の弱点を克服するための施工方法のご提案や、家の環境に見合った最適な塗料の選定ができるからです。
例えば、耐久性が高いことで有名なフッ素塗料というものがありますが、頑丈がゆえに表面が割れやすいという弱点があります。
それを克服するためには、フッ素塗料を塗る前に伸縮性を含ませた下塗り材を塗る必要があります。
職人経験のない営業マンは、単に「フッ素塗料は耐久性が高いのでオススメですよ!」といった提案をし、施工方法や下塗り材については知識がなく、フッ素塗料の弱点を克服したり、耐久性を活かすための具体的な施工提案がなされないまま、商談を終えてしまうケースがあります。
一方で職人経験のある営業マンは、「フッ素塗料は耐久性が高いですが、表面が割れやすい弱点もあるため、下塗りには柔らかい塗料を使うことで、ひび割れ(塗膜の割れ)が起きづらく、本来のフッ素塗料の耐久性を発揮できるようになりますよ!」というご提案まで可能となります。
実際に多くの家を自らの手で施工してきた経験があるからこそ、塗料の取り扱いの注意点や正しい施工方法を知っており、細かい点まで丁寧な説明ができるようになるのです。
フッ素はあくまでも簡単な例として挙げましたが、塗装には他にももっと複雑な要素がたくさんあります。
よって、塗料や施工の本質を理解している営業マンの方が、結果的にお客様の家を長持させる提案ができるようになるのです。
<一緒に読みたい記事>
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筑紫野市光が丘T様からのご要望
●色あせやカビ汚染などが起きにくい塗料で高耐久な外壁にしてほしい ●シーリングの耐久性も高めたい ●費用は抑えたい |
これらのご要望に対して当店が行った提案は以下になります。
ウォールハーツのご提案
外壁には超耐久性の無機塗料をご提案
当店の職人と社内で検討した結果、紫外線による色あせやカビ汚染などに最も強い塗料である、国内大手メーカーであるエスケー化研の「エスケープレミアム無機」をご提案しました。
⚫︎エスケー化研 ⚫︎エスケープレミアム無機 ⚫︎無機塗料 ⚫︎水性塗料 ⚫︎モルタル、コンクリート、窯業系サイディング、ACLパネルに塗装可 ⚫︎艶あり、5・3分艶 |
<この塗料を選んだ理由①>
~紫外線に強く、色あせしにくい~
無機塗料は、アクリル、シリコン、ラジカル、フッ素などの他の塗料と比べて、非常に耐久性が高い塗料です。国内で最も耐久性に優れ、20年から25年も持続します。
この塗料には、ガラスや石などの紫外線に影響を受けない無機物が含まれており、紫外線による色あせに対して、他の塗料に比べて圧倒的に強いです。
さらに、防カビ性や防藻性にも優れるため、T様邸のような湿気の多いエリアに位置する建物にも、その耐久性を発揮します。
<この塗料を選んだ理由②>
~長い目で見ると費用が安い~
このような高品質塗料だと、値段は高いのでは?とお考えの方も多いでしょう。実際、T様にはできるだけ費用を抑えたいというご要望を聞いておりました。
確かに、無機塗料は他の塗料に比べて、相場が高い傾向があります。
しかし、20年という長期間でのメンテナンスコストを考えると、1回の塗装が安いシリコン塗料と比べると、無機塗料の方がかえって約40万円ほど安くなります。
この点を話し合いながら、紫外線に強く、さらに費用を抑えたいというT様のご要望にマッチすることをしっかりご理解いただいたうえで、今回は無機塗料を使うことを一緒に決めました(^^♪
<合わせて読みたい記事>
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付帯部にはラジカル塗料で紫外線に強く
前章にて、外壁のみでなく付帯部もセットで塗装することで建物全体の耐久性が上がることをお伝えしました。
T様邸の雨樋や破風板などの付帯部は、紫外線による色あせや褪色が起きていたので、紫外線による劣化が起きにくいラジカル塗料を使うことにしました。
ラジカル塗料とは、紫外線により付帯部の塗料の成分が分解されることで発生する白っぽい物質=ラジカルを制御する機能が付いた、近年開発された新しい塗料になります。
紫外線が塗料の成分(下記図のオレンジ色の丸)に当たり、ラジカルが発生すると、表面に色あせが起きたり、白っぽい粉が付着したり(チョーキング現象)します。
そこで、ラジカル塗料で塗装することで、塗料の成分の周りにシールド層を作り、紫外線によるラジカルの発生を防ぐことで、色あせや塗膜の割れなどを防ぐことができるようになります。
ラジカル塗料の耐久性は、シリコンよりも高く、フッ素よりも少し下の位置にあり、コストパフォーマンスに優れる塗料になります。
ダークグレーをメインカラーに採用
<カラーシミュレーション>
T様は、全体的に落ち着きと高級感を出したいというご要望があったため、メインカラーにダークグレー(N30)を使いました。
また、湿気がこもりやすく、黒カビが目立ちやすい軒天にはブラック(N10)を使います。
これにより上品さが加わり、美観性の向上にもつながります。
ちなみに、グレー系の外壁は、汚れが目立ちにくいというメリットがあります。
また、当店では下記のような塗り板サンプルをご提示した上で、お客様と一緒に時間をかけて慎重に選ぶことを心掛けています。
<合わせて読みたい記事>
外壁をグレーでおしゃれにするためには?黒との相性も抜群!【後悔しない為の色の選び方もご紹介】
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T様の建物がどのように変身していくのかが、職人一同もとてもワクワクしています!!
次回からは、T様の施工の様子をブログにアップしていきます。
まずは足場組立を行いますので、終わりましたら更新しますね🎵
最後までブログを見ていただきありがとうございました!
ウォールハーツについて
ウォールハーツは地元である久留米市に地域密着した屋根塗装・外壁塗装専門店です。
お打ち合わせの場では15年以上の職人経験のある私が直接、お客様の建物の劣化診断や、長持ちするための最適な塗料をご提案させて頂きます。
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