施工事例
施工事例
久留米市藤光町 N様邸の建物の概要
(施工前の写真)
物件種別 |
一戸建て |
工事種別 |
外壁塗装 屋根塗装 |
築年数 |
35年 |
階建 |
2階 |
外壁材・屋根材 |
外壁材:モルタル 屋根材:スレート |
延床面積 |
165.29㎡(35坪) |
過去の塗装経験 |
今回が2回目 |
見積もり取得社数 |
4社(ハウスメーカー含む) |
久留米市藤光町N様が外壁塗装・屋根塗装を考えたきっかけ
N様が塗装を考えるようになったのは、前回別の会社に依頼してから約10年が経過し、外壁が色あせていたり、特に屋根にひび割れや色あせが目立ってきたからです。
前回の塗装は、飛び込みセールスの業者と契約しましたが、期待したほどの耐久性がなかったようです。今回は信頼できる塗装業者にお願いしたいという要望がありました。
そこで、N様は久留米市の塗装専門店をインターネットで探し、当店のウェブサイトを見つけて連絡を取り、それからやりとりすることになりました。
すぐに現地に伺い、プロの職人による無料の建物劣化診断を行いました。その結果、様々な箇所で劣化が見られることがわかりました。
外壁の色あせ・チョーキングの発生
日当たりの良い側の外壁は、日光にさらされることで色あせが生じています。それに加えて、触れると白い粉が付着するチョーキング現象も見られます。
これは、外壁の塗料が紫外線の影響で劣化していることを示しています。
色あせやチョーキングは、外壁の防水性が著しく低下していることを意味します。このまま放置すると、雨水を吸収し始め、外壁材の腐敗や雨漏りの原因となります。
対策として、耐久性・対候性に強い塗料によって3回塗りを行うことです。
これにより、外壁表面に強い塗膜を作り、紫外線にも劣化しにくい外壁に仕上げることができます。
目地シーリングの割れ・切れ
新築時には柔軟性のある外壁の目地シーリングでしたが、紫外線の影響で柔軟性を失い、軽度な痩せや割れが生じていました。実際、この隙間から雨水が侵入し、外壁材が腐って寿命が急速に縮む可能性があります。
この問題への対処として、シーリングの打ち替え工事を行います。打ち替え工事とは、元々のシーリング材を取り除き、新しいシーリング材を入れ直す作業です。
全てを新しくするため、柔軟性を持ったシーリング材が緩衝材となり、外壁(塗膜)のひび割れや、雨水の侵入口を遮断し、外壁を長持ちする大きな手助けとなります。
屋根の色あせ・ひび割れ
N様が最も心配していた屋根を実際に登って観察すると、色あせやひび割れがいくつかの場所で見られました。
屋根は外壁よりも長い時間、紫外線や酸性雨にさらされているため、表面の防水性が低下し、色あせが起きやすくなっています。
さらに、天候の変化により屋根表面が乾燥と湿潤を繰り返すことで、ひび割れが生じ、屋根材の寿命が大幅に短くなる要因となります。
対策としては、まずはシーリング材を埋め込み、ひび割れ補修を行います。
この下地処理をしっかり行ったうえで、紫外線や雨にも強い耐久性や防水性を誇る高品質塗料で3回の屋根塗装を行い、強靭な塗膜を屋根の上に作ります。
付帯部の劣化もあり
久留米市のN様邸は屋根や外壁だけでなく、雨樋(あまどい)や軒天(のきてん)など、建物の防水性を支える付帯部という箇所にも劣化が見られました。
雨樋の色あせ
軒天の色あせやカビの発生
雨樋や軒天は、外壁が酸性雨にさらされるのを防ぐために設置されています。しかし、これらが劣化すると、雨樋には色あせや割れが生じ、軒天にはカビや雨染み(つまり、後の雨漏り)が発生します。
ここで、家を長持ちさせるための重要なポイントは、外壁塗装や屋根塗装だけでなく、付帯部分の塗装も同時に行うことです。
それにより、家全体の耐久性が向上します。また、一度設置した足場をそのまま利用できるため、10万~15万円の足場代も節約できます。
このように、プロの職人による劣化診断を通じて、N様邸の問題点を明確に把握することができました。
当店では、お問い合わせいただいた方々に家の状態をより理解していただくために、上記の写真と解決策をまとめた劣化診断書を無料で提供しています。
4社の中から当店が選ばれた理由
久留米市のN様は、当店含めて4社の相見積もりを取得されておりました。
そこで、なぜウォールハーツを選んでいただけたのでしょうか。N様に聞いてみると、以下のようにご回答いただけました。
品質と価格どちらも優位性があった
N様から他社の見積もりを実際に見せていただいたところ、確かに10万円~20万円ほど、他社の見積もりよりも当店の価格が安いことがわかりました。しかし、使用する塗料や工程には他店と大きな違いはありませんでした。
当店が高品質な施工を提供し、かつ他社よりもリーズナブルな価格で提供できる理由は2つあります。
1.下地処理をどこよりも徹底し、見える化している
当店では、他店よりも時間をかけて下地処理を行っています。
下地処理とは、塗装前に行う作業で、高圧洗浄、ケレン掛け(サンドペーパーなどで表面の汚れや古い塗膜を削り落とす作業)、シーリング処理(防水処理)のことを指します。
塗装の業界でも基礎が大事です。
この下地処理を行うのと行わないのとでは、塗装の持ちが5~10年ほど変わるほどとても重要な作業になります。
また、この下地処理は塗装すると隠れて見えなくなるところだからこそ、利益目的の手抜き工事が起きやすくなっています。
当店では、各作業結果をお客様へ毎日ラインで報告し、いつ、だれがどんな施工をしたのかを明確に提示するようにしております。
2.自社職人がいるため、中間マージンがかからない
塗装業者には、実際の施工を下請けに流す業者と、自社で全ての施工を行う業者の2つがあります。
当店は、全ての案件を自社在籍の5名の熟練した職人によって行っています。
図からも分かるように、施工を下請けに流す場合、必ず中間マージンが発生し、自社で施工を行う場合よりも余分な費用がかかります。
一方、自社で施工を行う場合(当店のように)、中間マージンがかからず、適正な金額で施工が行えます。
このため、同じ塗料や工程でも、施工を他者に委託するか、自社で行うかによって、数十万円もの費用が異なることになります。
久留米市藤光町N様からのご要望
N様からは以下のご要望を承っておりました。
●色あせやひび割れなどが起きにくい塗料で高耐久な外壁や屋根にしてほしい ●費用は抑えたい |
これらのご要望に対して当店が行った提案は以下になります。
超耐久性の無機塗料をご提案
当店の職人と社内で検討した結果、紫外線による色あせやひび割れに強い塗料である、国内大手メーカーであるエスケー化研の「エスケープレミアム無機」(外壁用)と「エスケープレミアム無機ルーフ」(屋根用)をご提案しました。
●エスケー化研 ●エスケープレミアム無機 ●無機塗料 ●外壁用1液型水性塗料 ●モルタル、コンクリート、窯業系サイディング、金属系サイディングに塗装可 ●艶あり、5・3分艶 |
●エスケー化研 ●エスケープレミアム無機ルーフ ●無機塗料 ●2液型油性塗料 ●スレート屋根に塗装可 ●艶あり、3分艶 |
<この塗料を選んだ理由①>
~紫外線に強く、色あせしにくい~
無機塗料は、アクリル、シリコン、ラジカル、フッ素などの他の塗料と比べて、非常に耐久性が高い塗料です。国内で最も耐久性に優れ、20年から25年も持続します。
この塗料には、ガラスや石などの紫外線に影響を受けない無機物が含まれており、紫外線による色あせに対して、他の塗料に比べて圧倒的に強いです。
また、エスケー化研の無機塗料は、他メーカーの無機塗料に比べて、一部柔軟性が含まれており、丈夫で耐久性の高い無機塗料に起こりがちなひび割れのしやすさに関しても、弱点を克服したうえでの塗装が可能になります。
※当店の場合は、本塗料を塗る前の下塗り剤にも柔軟性を含ませ、ひび割れに追従できるような工夫を行っております。
<この塗料を選んだ理由②>
~長い目で見ると費用が安い~
このような高品質塗料だと、値段は高いのでは?とお考えの方も多いでしょう。実際、S様にはできるだけ費用を抑えたいというご要望を聞いておりました。
確かに、無機塗料は他の塗料に比べて、相場が高い傾向があります。
しかし、20年という長期間でのメンテナンスコストを考えると、1回の塗装が安いシリコン塗料と比べると、無機塗料の方がかえって約40万円ほど安くなります。
この点を話し合いながら、紫外線や湿気に強く、さらに費用を抑えたいというN様のご要望にマッチすることをしっかりご理解いただいたうえで、今回は無機塗料を使うことを一緒に決めました(^^♪
<合わせて読みたい記事> |
施工中には必ず経過写真を毎日ご報告
N様は、業者選びにとても慎重にされており、とくに手抜き工事についてとても心配しておられました。
残念なことに、利益を中心に考えた一部の塗装会社により、手抜き工事のトラブルが起きてやまないという問題点があります。
そこで、当店では、もちろん営業担当者が現場で施工の様子を確認するとともに、毎回、以下のように施工中の様子をライン等でお客様にご報告することを徹底しております。(当店の施工ブログにも毎回公開しております)
これにより、いつ、だれが、どのような施工を行ったのかを、時系列で確認することで、手抜き工事がそもそも起きない仕組みにしております。
当店は、どのようなお客様にも、全件確実にこのようなライン報告作業を徹底しております。
高級感溢れるダークブラウンを採用
<カラーシミュレーション>
<実際の施工後>
N様は外壁の色にこだわりを持ち、何度も打ち合わせを重ねた結果、外壁の色は深みのあるブラウン(15-30B)を選び、建物に品格と落ち着きを演出することができました。
また、軒天にはブラック(N-10)を採用し、全体的にシックでより上品になりました。
ちなみに、ブラウン系の外壁は、汚れが目立ちにくいというメリットがあります。
\一緒に読みたい記事/ |
当店では、下記のような塗り板サンプルをご提示した上で、お客様と一緒に時間をかけて慎重に選ぶことを心掛けています。
N様、この度は当店をお選び頂き誠にありがとうございました。
今後とも末永いお付き合いをぜひよろしくお願いいたします。