久留米市御井町Y様邸の建物の概要

（施工前の写真）

 

物件種別	一戸建て
工事種別	外壁・屋根塗装
築年数	15年
階建	2階
外壁材 屋根材	サイディング スレート
延床面積	115㎡（35坪）
過去の塗装経験	今回が初めて
見積もり取得社数	8社（ハウスメーカー含む）

久留米市のT様が外壁塗装を考えたきっかけ

 

久留米市のY様邸は築15年過ぎており、外壁や屋根の色あせが気になり、塗装を考え始めたとのことです。

 

久留米市の外壁塗装専門店をインターネットで探していたところ、当店ホームページにある施工事例やブログを気に入ってくださり、お問い合わせいただきました。

 

ブログや施工事例は日々更新が大変ではありますが、このようにご覧いただいた方からのお問い合わせを頂けると非常にうれしいものです。

 

さっそく現地に伺い、プロ職人による無料の建物劣化診断を行なったところ、以下の通り、様々な箇所に劣化が起きておりました。

 

外壁と屋根の色あせ

 

 

 

外壁や屋根は日々、紫外線にさらされています。

その影響を受け、外壁や屋根表面を触ると、白い粉がつくチョーキング現象が起きておりました。

 

これは、紫外線により塗料の膜が破壊され、防水性が大きく低下している証拠になります。

 

放置すると、どんどん防水性が失われ、外壁材や屋根材に雨水がしみ込み、建物の腐敗、雨漏りを引き起こすことになります。

ご提案として、紫外線への耐候性に優れる、国内最高峰のハイクオリティ塗料である無機塗料を用い、3回塗りのご提案をしました。

 

具体的な塗料は後の章にて詳しくご説明します。

 

外壁のコケ・カビ・藻の発生

 

 

写真ではわかりづらいかもしれませんが、北東側の外壁は日当たりが悪く近くで見るとコケやカビ、藻が発生しておりました。

 

実は、これらの微生物も、外壁の塗料を食い物にし、塗膜を破壊していきます。

 

その結果、塗膜の弱体化を起こし、外壁材の短命化、雨漏りのきっかけとなってしまいます。

 

よって紫外線に強いだけでなく、防カビ性や防藻性にも優れた塗料を選定させていただきました。（詳しくは後章にて解説）

目地とサッシ周りシーリングの痩せ・割れ

 

 

外壁材と外壁材の間（目地）や窓枠の周りに使われているシーリングは、柔軟性を失ってひび割れや切れが生じています。

 

これは紫外線によって、もともと柔らかかったシーリング材が硬くなったために起こる現象です。

 

一般的に、新築時に埋められたシーリングの寿命は5年～7年と言われています。

 

 

しかし、シーリングが硬くなって割れると、その隙間から雨水が入り込み、外壁材が腐ってしまい、結果として寿命が短くなってしまうことがあります。

 

対策として、シーリングの打ち替え工事をご提案しました。

 

打ち替えとは、既存のシーリング材を除去し、新しいシーリング材を打ち直す工事になります。

 

 

全てを新しくするため、柔軟性を持ったシーリング材が緩衝材となり、外壁（塗膜）のひび割れや、雨水の侵入口を遮断し、外壁を長持ちする大きな手助けとなります。

 

化粧飾り板のひび割れ

 

写真を見ると、中央から下へ、化粧飾り板のひび割れが起きているのが分かるかと思います。

 

ここは、何の補修も行わずに塗装をしてしまうと、どんなに良い塗料を使っても、固まった塗料が数年で剥がれたり、割れたりしてしまいます。

 

よって、ひび割れ専用のシーリング材でひび割れを埋め、その上に3回塗りの塗装を行うご提案をしました。

 

このように、外壁や屋根、その他付帯部の隅々まで配慮し、長い目でお客様の大切なお家が長持ちすることを念頭に置いたうえで、当店では外装劣化診断を行っています。

 

 

当店は、お問い合わせいただいた皆様に家の状態を少しでも理解していただくために、上記の写真と解決策をまとめた劣化診断書を無料でお渡ししております。

8社の中から当店が選ばれた理由

 

久留米市のY様は、業者選びの際に、当店を含めなんと8社から相見積もりを取得していました。

 

その中で、なぜウォールハーツを選んでいただけたのでしょうか。Y様に聞いてみると、以下のようにご回答いただけました。

 

代表に職人経験があり、根拠のある提案をしてくれたから

Y様は今回が初めての塗装で、何をどうしたらいいのか分からない状態でした。また、どの塗料を選ぶべきかや工事の適正さについても慎重に調べていました。

 

当店の営業スタッフは全員、代表を含め職人経験があります。

 

職人経験のあるスタッフを採用している理由は、単に良い塗料を使うだけでなく、お客様の建物の環境に最適な塗料を提案できるからです。

 

例えば、Y様邸の場合、日当たりの強い面の外壁は色あせが進んでいましたが、日当たりの悪い面には湿気が溜まり、コケやカビが発生していました。

 

職人経験のない営業スタッフは、単にランクの高い塗料をおすすめすることが多いですが、当店のスタッフは、品質の高い塗料の中から、Y様邸の状況に合った塗料を以下の項目に基づいて提案しています。

 

✅対候性（紫外線に強いかどうか）

 

✅防カビ・防藻性に優れているか

 

✅ひび割れに柔軟に追従できる柔らかさを確保しているか（クオリティの高い塗料は丈夫がゆえに割れやすいため）

 

✅現在の下地に密着しやすい塗料であるか

 

このあたりの塗料の選定技術は、実際に自らの手で塗装を仕上げた職人の知見から培われていくものです。

 

Y様は、こういった一つ一つの説明にしっかりと耳を傾けて聞いていただいたおかげで、ご信頼頂けたのかなと思っております。

 

＜あわせて読みたい記事＞ ウォールハーツはなぜ職人経験のある営業マンにこだわるのか【家が長持ちするようになる】

 

久留米市のY様からのご要望

●色あせや湿気に強い高耐久塗料が望ましい ●シーリング材にもこだわってほしい

 

これらのご要望に対して当店が行った提案は以下になります。

 

超耐久性の”無機塗料”をご提案

当店の職人と社内で検討した結果、紫外線による色あせや、湿気からくるカビや藻に強い塗料である、国内大手メーカーであるエスケー化研の「エスケープレミアム無機」（外壁用）と「エスケープレミアム無機ルーフ」（屋根用）ご提案しました。

 

⚫︎エスケー化研 ⚫︎エスケープレミアム無機 ⚫︎無機塗料 ⚫︎水性塗料 ⚫︎モルタル、コンクリート、窯業系サイディング、ACLパネルに塗装可 ⚫︎艶あり、5・3分艶

 

●エスケー化研 ●エスケープレミアム無機ルーフ ●無機塗料 ●2液型油性塗料 ●スレート屋根に塗装可 ●艶あり、3分艶

 

<この塗料を選んだ理由>

～紫外線と湿気に強い耐性を持っているため～

無機塗料は、アクリル、シリコン、ラジカル、フッ素などの他の塗料と比べて、非常に耐久性が高い塗料です。国内で最も耐久性に優れ、18年から20年※も持続します。

※屋根の場合は16年～18年

 

さらに、エスケープレミアム無機（無機ルーフも同様）は、紫外線に対する非常に高い耐候性を持ち、屋根や外壁を色あせから守ります。

 

また、親水性（雨に触れると薄く広げる性質）も持ち、雨水を利用して、屋根や外壁に付着した汚れを洗い流すというセルフクリーニング機能も持っています。

 

また、防カビ性や防藻性にも優れているため、日当たりの悪い面の外壁にも、高いパフォーマンスを維持します。

また、エスケープレミアム無機に関しては、水性塗料であるため、油性と比べて比較的柔軟性があり、無機塗料のような高耐久塗料にありがちな塗膜が割れやすいという弱点も克服しています。

 

さらに、当店の場合は、無機塗料の下に塗る下塗り塗料に関しても柔軟性のあるものを用い、さらに割れにくく、長持ちする工夫をしています。

 

シーリング材にも高耐久のものをご提案

メーカー：オート化学工業株式会社 商品名　：オートンイクシード（商品詳細はコチラ） 種類　　：1成分形ポリウレタン系シーリング材(ノンブリード)

 

<このシーリング材を選んだ3つの理由>

●耐用年数20年

一般的なコーキング材の耐用年数は7年～10年ですが、オートンイクシードは、紫外線や雨風への耐久性が非常に高く、耐用年数20年とメーカーが公表しています。

 

 

なぜ通常のコーキング材よりも2倍以上の耐用年数を誇るのかというと、その成分にあります。

コーキング材は、柔軟性を持たせるために可塑剤(かそざい)というものが混ぜられるのですが、可塑剤は紫外線や雨、温度の変化により分離されてしまいます。

 

オートンイクシードは、可塑剤の代わりにLSポリマーという特殊な成分が含まれており、これは外部環境によって分離されず、長い期間、劣化しにくい状態を持つことができます。

 

●ひび割れが起きにくい

上述したLSポリマーの影響で、紫外線や雨風によって起きるコーキングのひび割れが起きにくい特徴を持っています。

 

●メーカー保証10年付き

コーキングには珍しく、10年間のメーカー保証が付いています。

 

 

このように外壁にのみ高耐久塗料を使うのではなく、外壁の高耐久仕様に合わせて、シーリングやその他の箇所に関しても、高品質・高耐久塗料を選定することで、お客様の大切な家を長年守り抜くことができます。

 

施工中には必ず経過写真を毎日ご報告

Y様は今回が初めての塗装だったため、業者選びに非常に慎重で、「悪徳業者に騙されたらどうしよう」という不安がありました。

 

残念ながら、塗装業界では利益を優先する一部の業者による手抜き工事のトラブルが絶えません。

 

そこで当店では、営業担当者が現場で施工の様子を確認するだけでなく、施工中の様子をLINEなどでお客様に報告することを徹底しています。また、当店の施工ブログにも毎回その様子を公開しています。

 

ライトグレーを背景に、ダークグレーのアクセントの効いたカラーを採用

 

 

 

 

Y様邸はカラーへのこだわりを持たれた方で、カラーシミュレーションをじっくりと行いながら、決まりました。

 

グレーの同系色を中心に、濃淡色をうまく使いこなし、相性の良い色同士を組み合わせました。

 

 

軒天をブラウンにしたは当店のこだわりです。

 

ちなみに事前に行ったカラーシミュレーションデータはこちらです。

 

 

Y様、この度は当店をお選び頂き誠にありがとうございました。

今後とも末永いお付き合いをぜひよろしくお願いいたします