施工事例
施工事例
田川市 K様邸の建物の概要
物件種別 |
一戸建て |
工事種別 |
外壁塗装・屋根漆喰補修 |
築年数 |
25年 |
階建 |
2階 |
延床面積 |
105.8㎡(40坪) |
過去の塗装経験 |
今回が初めて |
見積もり取得社数 |
4社(ハウスメーカー含む) |
田川市K様が外壁塗装を考えたきっかけ
K様は、外壁の塗装メンテナンスを25年間も行わなかったそうです。
その結果、外壁の目地シーリングにはひび割れが生じ、日差しの影響で外壁が損傷し、また苔が発生していました。K様は、これらの問題が気になり、外壁塗装を検討することになったとおっしゃっています。
K様からのお電話で問い合わせを受け、早速現地調査を行いました。その結果、具体的には以下のような劣化が確認されました。
目地シーリングのひび割れ
目地シーリングは、最初に建てられた時点では外からの塗装がされておらず、そのままの状態で太陽の光に晒されています。
通常、5年から7年ほどで劣化が進んでしまい、ひび割れなどが現れることがあります。しかし、10年以上も放っておくと、前述したようにひび割れが発生してしまうことがあります。
こういった場合、割れた部分から雨水が建物の内部にしみ込み、雨漏りの大きな原因となる可能性が高まります。
外壁の色あせ
雨樋(あまどい)の色あせ
軒天(のきてん)のカビ付着
換気フードの色あせ
上記の写真のように、K様邸はシーリングの割れのみでなく、建物のいろいろな部分が傷んでおり、建物全体の防水能力がかなり低くなっていました。
これらの問題は、塗装をすることで改善でき、建物の寿命を長くすることができます。防水性や耐久性が向上するんです。
屋根漆喰(しっくい)のひび割れ
屋根は建物の中で、紫外線や雨風の影響を受けやすい場所です。漆喰は屋根瓦を支える土台のような役割を果たしています。
前述したようなひび割れをそのままにしておくと、ひびはどんどん大きくなり、瓦が崩れたり、屋根全体の構造が崩れてしまう可能性があります。
この段階では、ひび割れの部分を修復し、上から塗装することで、安定した状態を取り戻し、屋根を雨風や紫外線から守ることができるようになります。
お客様からのご要望
●適正な金額で施工をお願いしたい ●できるだけ長持ちする塗料が望ましい ●金額も抑えたい
|
今回選んだ塗料は「パーフェクトセラミックトップG」
●日本ペイント ●無機塗料 ●外壁用2液型水性塗料 ●モルタル、コンクリート、窯業系サイディング、金属系サイディングに塗装可 ●艶あり、7・5・3分艶、艶なし |
K様からは、「より長く持つ優れた塗料を使用し、費用もできるだけ抑えたい」というご要望をいただきました。そのため、ウォールハーツは耐久性が最も高い無機塗料の中でも、ワンランク上のパーフェクトセラミックトップGをご提案しました。
<この塗料を選んだ理由①>
そもそも、無機塗料は、アクリル、シリコン、ラジカル、フッ素などの他の塗料と比べて、最も長持ちし、メーカーの期待耐用年数は20年から25年です。
この無機塗料が耐久性に優れている理由は、原料にガラスや石などの紫外線に強い無機物が使用されているからです。そのため、長い間紫外線や雨風にさらされても、外壁を保護し続けることができる塗料です。
特に、「パーフェクトセラミックトップG」は無機塗料の中でも特に耐久性が優れた塗料です。
なぜなら、無機塗料が持つ「頑丈で耐久性が高いが、表面の塗膜が割れやすい」という弱点に対処するため、柔軟性を持っているからです。そのため、地震などの振動や乾燥による塗膜の割れを防ぐことができます。
さらに、雨が降ると雨水で汚れを洗い流すセルフクリーニング機能も備わっているため、手入れの手間がかからない便利な塗料でもあります。
<この塗料を選んだ理由②>
こんなに素晴らしい塗料なら、価格は高くなるのではないか、コストパフォーマンスはどうなのか、と考える方も多いでしょう。実際、K様も予算を抑えたいとの要望をお伺いしていました。
確かに、無機塗料は他の塗料に比べて、以下のように相場が高い傾向にあります。
しかし、長い目で見て20年間のメンテナンスコストを考慮すると、アクリルやシリコンなどの1回の塗装よりも、無機塗料を選んだ方が約40万円ほどお得になります。
この点を話し合いながら、K様にもしっかりご理解いただいたうえで、今回は無機塗料を使うことを一緒に決めました(^^♪
ブラウンを選んだ理由
K様のご要望には、せっかく塗装するなら今のイメージを一新したい、お洒落な外観にしたいというお声を頂いておりました。
そこで今回は、汚れが目立ちにくく、周囲の景観ともマッチしやすいダークブラウンをご提案し、気に入って頂けました。
カラーシミュレーション
実際の施工後
このように、ブラウンを基調にし、幕板(まくいた)や軒天(のきてん)はホワイトに、破風板はブラックにすることで、全体的に重い印象を持たせず、バランスの良いお洒落な外観に仕上がりました。
美観×耐久性を備えた家に仕上がり、この先20年以上長持ちするよう心を込めて塗装させて頂きました(^^♪
K様、この度は4社の中から当店をお選び頂き誠にありがとうございました。
今後とも末永いお付き合いをぜひよろしくお願いいたします。