施工事例
施工事例
大牟田市 N様邸の建物の概要
物件種別 |
一戸建て |
工事種別 |
ベランダ防水工事・鉄部塗装 |
築年数 |
50年 |
階建 |
2階 |
延床面積 |
99.17㎡(30坪) |
過去の塗装経験 |
あり:17年前 |
見積もり取得社数 |
3社 |
大牟田市N様が外壁塗装を考えたきっかけ
N様は、ベランダの色あせや手すりのサビが気になり、防水工事やサビ止め塗装を検討することにしました。
当店にて無料の建物劣化診断を実施した結果、具体的に以下のような劣化が見られました。
ベランダの色あせ・コケ・カビの付着
ベランダは建物の中でも屋根に次いで紫外線を多く浴びる場所です。そのため、時間の経過とともに色あせやひび割れが起こり、床面の防水性が徐々に減少していきます。
防水性が低下すると、雨水が次第に侵入してしまい、最悪の場合は雨漏りの原因になることがあります。そのため、大牟田市のN様のように色あせをきっかけに塗装を考えるのは適切な時期と言えます。
ベランダのひび割れ
ベランダのひび割れは、表面だけでなくその下の防水層にまで進んでいました。
この場合、表面の塗装(トップコート塗装)のみではなく、防水層まで施工する必要があります。
屋上の色あせ
手すりのサビ
ウレタン防水工事の流れ
では、施工の流れをご説明します。
高圧洗浄
まずは水圧110~140kgの高圧洗浄機にて、長年を経て表面に付着したしつこい汚れを除去していきます。
洗浄後
シーリング工事
まずはベランダにあるブロック塀のひび割れが著しかったため、専用のシーリング材で充填しました。
次に、床面の目地にあるシーリングを交換するために既存のものを撤去していきます。
そして、プライマーという接着剤のようなものを塗り、上から打つ新しいシーリング材が密着するための処理を行います。
新しいシーリング材を打ち込んでいる様子です。このように目地(床面と床面の間)のシーリングを新しく打ち込むことで、ベランダの防水性が一気に向上します。
シーリング工事の仕上げは、このようにヘラでおさえることで、密着性を高め、表面の凹凸を整えることで、上から塗装を行った時のムラを無くします。
これでベランダ床面のシーリング工事は完了です。
ベランダの下塗りとプライマー塗布
高圧洗浄やシーリング工事などの下地処理の後は、防水工事に伴う下塗りとプライマー塗布を行います。
床面の下塗り↓
プライマー塗布↓
ブロック塀の下塗り↓
プライマー塗布↓
N様の場合は、ブロック塀の大きなひび割れ以外にも、床面に小さなひび割れがあったため、下塗りには「カチオンフィラー」という専用の下塗り材を用いました。
カチオンフィラーには、小さなびび割れを埋めたり、表面の凹凸を整えてくれる役割があります。
ウレタン防水施工
早速、ベランダのブロック塀と床面から塗装を行います。
次に屋上のベランダの防水塗装を行います。
これで完成です。
今回行ったウレタン防水工事について
防水工事には大きく3つの種類があります。
N様に関しては、ベランダに様々な障害物があったため、ローラーを使った小回りの利くウレタン防水での防水工事を行うことにしました。
ウレタン防水工事のメリットは、ベランダに障害物があっても隅々まで塗装が行えることや、どんな形状や素材のベランダにも対応できることなどです。つまり、非常に汎用性が高く、あらゆるタイプのベランダに適した防水工事と言えます。
ただし、注意点もあります。ウレタン防水工事は高度な技術が必要であり、職人の腕によっては仕上がり後に表面の凹凸が目立つことがあるかもしれません。また、他の防水工事に比べて施工に数日かかる場合もあります。
しかし、ウォールハーツは防水・塗装工事に特化した専門店です。ウレタン防水の高い技術を持つ職人が施工しますので、安心して任せることができます。
ちなみに、各防水工事の耐久性と費用は以下です。
N様、今回は3社の中から当店をお選び頂きありがとうございました。
アフタフォローも徹底して行ってまいりますので、今後とも末永いお付き合いをどうぞよろしくお願いいたします。