施工事例
施工事例
小郡市美鈴が丘M様邸の建物の概要
(施工前の写真)
物件種別 |
一戸建て |
工事種別 |
外壁塗装・屋根塗装 |
築年数 |
12年 |
階建 |
2階 |
外壁材/屋根材 |
サイディング/スレート |
延床面積 |
115.5㎡(35坪) |
過去の塗装経験 |
今回が初めて |
見積もり取得社数 |
3社(ハウスメーカー含む) |
小郡市美鈴が丘M様が外壁塗装・屋根塗装を考えたきっかけ
M様の家は築12年で、今回が初めての塗装でした。
塗装を考えるきっかけは、外壁が色あせてきたり、カビ汚れが気になったり、2階の寝室が暑く、屋根に暑さを防ぐ効果を持たせたいと思ったことでした。
M様は、小郡市周辺で外壁塗装の専門店をインターネットで探していた際に、当店のホームページを見つけてくださいました。施工事例や当店の特徴に興味を持っていただき、お電話でのお問い合わせをいただいた後、やりとりが始まりました。
その後、すぐに現地へ伺い、当店のプロの職人が無料で建物の劣化診断を行いました。その結果、以下のように、さまざまな箇所で劣化が見られました。
外壁や軒天のカビ汚れ
築12年の新しい建物も、湿気の影響で外壁や軒天にコケ・カビ・藻が発生しておりました。
これらの微生物は、表面の塗料を食い物にし、雨水から守ってくれる塗膜を破壊していきます。
結果として、防水性を失い、雨水を建物内へどんどん吸収し、内部腐敗や雨漏りなどを引き起こす原因となります。
対策として、耐久性が最高水準に高いフッ素×無機のハイブリッド塗料による3回塗りを行うことをご提案しました。(詳しい塗料は後章にて解説)
これにより、耐久性の高い建物に一新し、長い間コケやカビの付きにくい建物になります。
屋根の色あせや褪色
屋根は建物の中でも、紫外線に接触する面積や時間が最も多い箇所です。
M様邸の屋根は、紫外線により表面の塗膜が傷み、色あせを起こしておりました。
屋根の色あせは、防水性の低下の兆候です。放置すると雨水を吸収し、屋根材の腐敗=建物の短命化を引き起こします。
シーリングの割れ・切れ
写真を見ると、シーリングに細かなひび割れが起きているのがわかるかと思います。
これは、紫外線によりシーリング材が弾力性を失い、割れや切れが起きている状態になります。
そもそもですが、建物の至る所にあるシーリングは、外壁を守るために2つの役割を持っています。
それは、外壁材同士の隙間から雨水の侵入を防ぐことと、ゴム状になっていることから地震などで外壁が受ける振動を緩和することです。
しかし、シーリングは新築時に埋められてから、紫外線や雨水、寒暖差などの影響を受け、5年~10年ほど経つと劣化が起きてきます。
そこで、外壁塗装と同時にシーリングも新しくすることで、外壁をより長く持たせることができるのです。
ちなみに、M様邸のようにシーリングに割れや切れが起きている場合は、「シーリングの打ち替え」という手法が効果的です。
打ち替えとは、既存のシーリング材を一度撤去し、新しいシーリング材を一から打ち直す手法です。
古いシーリング材を残さず、全てを新しいシーリング材に替えることができるので、その分、耐久性が高まります。
このように、プロ職人による劣化診断を行うことで、M様邸が抱える問題点を見える化することができました。
当店は、お問い合わせいただいた皆様に家の状態を少しでも理解していただくために、上記の写真と解決策をまとめた劣化診断書を無料でお渡ししております。
3社の中から選ばれた理由
M様は、今回3社の相見積もりを取得されておりました。
そこで、なぜウォールハーツを選んでいただけたのでしょうか。M様に聞いてみると、以下のようにご回答いただけました。
担当者に職人経験があり、信用できたから
M様は、今回が初めての塗装メンテナンスということもあり、業者選びにとても慎重でした。
当店の営業スタッフ全員が元職人ということもあって、M様のお宅の建物の劣化について、具体的な改善策を提案することができました。
例えば、M様のお宅の外壁にはコケやカビが発生していましたが、ただ耐久性の高い塗料を使うだけでは、長持ちする外壁にはなりません。
実は、田んぼが多い地域にある建物は湿気が多く、こうした問題が起こりやすいのです。
そこで、耐久性に加えて、防カビや防藻の効果がある塗料を使うことで、湿気に強く、コケやカビがつきにくい外壁に仕上げることができました。
このような提案ができるのは、元職人として様々な外壁の問題を実際に経験し、解決してきた当店ならではの強みです。
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塗装以外のリフォームも対応可能だったから
M様は塗装だけでなく、寝室へのエアコン設置も希望されていました。エアコンの取り付けには配管やダクトの工事も必要です。
当店は塗装だけでなく、防水工事やリフォーム等にも対応しており、他社と差別化できるポイントです。
全てを当店にお任せいただければ、中間マージンがかからないため、リーズナブルな工事が可能で、これがM様に当店を選んでいただけた理由の一つです。
小郡市美鈴が丘M様からのご要望
M様からは以下のご要望を承っておりました。
●外壁も屋根も紫外線に強く、汚れにくい塗料を使ってほしい ●屋根に遮熱性を与えたい |
これらのご要望に対して当店が行った提案は以下になります。
外壁にはプレマテックス製の「タテイルフロン」をご提案
●プレマテックス社 ●タテイルフロン ●フッ素ハイブリッド形無機塗料 ●外壁用水性塗料 ●モルタル、コンクリート、窯業系サイディング、金属系サイディングに塗装可 ●艶あり、3分艶 |
当店の職人と社内で検討した結果、紫外線による色あせやひび割れなどの劣化に最も強い塗料である、国内大手メーカーであるプレマテックスの「タテイルフロン」をご提案しました。
こちらはシリコン、ラジカル、フッ素などの塗料のグレードの中でも、耐久性が最上位である無機塗料になります。
<この塗料を選んだ理由①>
紫外線に強く、色あせしにくい
無機塗料は、アクリル、シリコン、ラジカル、フッ素などの他の塗料と比べて、非常に耐久性が高い塗料です。国内で最も耐久性に優れ、メーカーによる期待耐用年数は25年とされています。
この塗料には、ガラスや石などの紫外線に影響を受けない無機物が含まれており、紫外線による色あせやチョーキングに対して、他の塗料に比べて圧倒的に強いです。
さらに、防カビ・防藻性にも優れており、M様が塗装を考えるきっかけとなった「外壁のカビ汚れ」を防止するためにはうってつけの塗料であるといえます。
<この塗料を選んだ理由②>
フッ素塗料とのハイブリッドである
タテイルフロンは、無機塗料の中でもランクが高い(耐久性の高い)フッ素塗料とのハイブリッド塗料であるというのも選んだ理由の一つです。
実は、無機塗料といっても、完全にガラスや石などの無機物だけで作られるだけでなく、塗料として使うためには、樹液などの有機物と混ぜる必要があります。
そこで、アクリルやシリコン塗料とのハイブリッドの場合は、高い耐久性は期待できないという難点もあります。
フッ素塗料とのハイブリッドであるタテイルフロンは、無機塗料の中でも耐久性が高く、さらに親水性(雨水に触れると薄く広げる性質)があるため、雨水によって外壁の汚れを洗い流してくれるセルフクリーニング機能があることも魅力の一つです。
屋根にはプレマテックス製のタテイルαサンクールを提案
●プレマテックス社 ●タテイルαサンクールプレミアムエディション ●遮熱タイプ無機塗料 ●2液型油性塗料 ●スレート、鉄、ガルバリウム鋼板、トタン屋根に塗装可 ●艶あり |
M様邸の塗装のきっかけとなった屋根への遮熱対策として、プレマテックス製の遮熱無機塗料である「タテイルαサンクールプレミアムエディション」をご提案しました。
この塗料は、外壁塗料でも説明した高い耐久性や親水性に加え、屋根に求められる遮熱性を持った塗料になります。
紫外線を受けると、一般的な屋根塗料に比べて表面温度を約20℃抑えることができます。
遮熱効果があることで、熱い外気が室内に入り込むのを防ぎ、結果的に冷房代の節約になるという省エネ効果も期待できます。
施工中には必ず経過写真を毎日ご報告
当店は、営業担当者が現場で施工の様子を確認するだけでなく、施工中の様子をLINEなどでお客様に報告することを徹底しています。
また、当店の施工ブログにも毎回その様子を公開しています。
ダークグレーで高級感溢れる外観へ
事前に行ったカラーシミュレーションデータはこちらです。
M様は、落ち着いたカラーにして欲しいというご要望がありました。
そこで、定番カラーであるグレーの中でも、より高級感や上品さを引き出すダークグレー(19-30A)をメインカラーに採用しました。
ちなみにですが、外壁をグレーにすることで、M様が気にしていたカビなどの汚れが目立ちにくくなるというメリットもあります。
MM様、この度は当店をお選び頂き誠にありがとうございました。
今後とも末永いお付き合いをぜひよろしくお願いいたします。