ラジカル塗料とは?おすすめの塗料を紹介【単価や耐用年数を徹底解説】

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ラジカル塗料とは?おすすめの塗料を紹介【単価や耐用年数を徹底解説】

ラジカル塗料とは?おすすめの塗料を紹介【単価や耐用年数を徹底解説】

ラジカル塗料

 

うちは日当たりが良くて、外壁が色あせしやすいっちゃけど、どんな塗料を選べば解決できると?
先日、屋根を業者に見てもらったらひび割れがあるって言われたっちゃけど、ひび割れしにくい塗料ってあると?
そんなお二人には近年人気を集めているラジカル塗料がおすすめです🎵
紫外線に強く、安価で、色あせやびび割れを起きにくくしてくれる塗料なんです✨
ウォールハーツ職人
ウォールハーツ職人

いつもウォールハーツのブログを読んでいただきありがとうございます。

 

今回は、近年開発された新塗料として有名な「ラジカル塗料」のメリットやデメリットについてお伝えします。

ラジカル塗料の単価や耐用年数、おすすめの塗料についてもまとめておりますので、塗装をご検討の方はぜひご一読ください☺️

 

ラジカル塗料とは?おすすめの塗料を紹介【単価や耐用年数を徹底解説】

 

 

ラジカル塗料とは

ラジカル塗料とは、塗膜の劣化原因である「ラジカル」の発生を抑制する成分が含まれた、2012年に発売された新しい塗料です。

 

塗料は、価格の安い順にアクリル、シリコン、フッ素、無機と並ぶのですが、ラジカル塗料はシリコンとフッ素の間に位置づけられ、比較的安価でありながらも耐久性の高い塗料として、近年人気を集めています。

ラジカル塗料の比較図

 

ラジカル塗料が人気を集めている理由

現在、ラジカル塗料が注目を集めている理由は、最新技術によって近年開発された「ラジカル制御機能」を備えているためです。

 

ラジカル制御機能とは、紫外線によって生成されるラジカルという物質が塗膜を破壊することを防ぐ機能です。

 

具体的には、塗料の分子の周りにシールド層を形成することで、紫外線が当たってもラジカル物質の発生を防ぎ、外壁や屋根の色あせや変色、チョーキングの発生を防いでくれます。

 

ラジカル制御機能

 

ラジカル塗料のメリット

ラジカル塗料を選ぶことで、私たちにどんなメリットがあると?
ラジカル塗料は、紫外線に強く、長持ちしやすいにもかかわらず比較的安価なため、コストパフォーマンスが良いというところが最大のメリットです🎵
ウォールハーツ職人
ウォールハーツ職人

 

ラジカル塗料のメリットについて

 

紫外線に非常に強く耐候性が高い

紫外線に強い

 

ラジカル塗料の最大のメリットは、前章で説明した通り、紫外線による塗膜の劣化を防いでくれるところです。

 

通常、塗装された外壁や屋根の表面は、紫外線を受け続けることで、チョーキング現象(触ると手に白っぽい粉が付く現象)が起こります。

チョーキングが起きると、塗膜が雨水を弾く強さが無くなり、雨水が浸透し、乾燥を繰り返すことでびび割れを起こしてしまいます。

チョーキング現象

 

多くの方がこのチョーキング現象をきっかけに塗装を考えるのですが、ラジカル塗料を用いることで、紫外線に強い塗膜を作ることができ、外壁や屋根にチョーキング現象が起きづらくなります。

 

コストパフォーマンスが良い

節約

ラジカル塗料は、従来の樹脂系塗料(アクリルやシリコン、フッ素など)に+5万円程度追加するだけで、外壁や屋根を+3年程長持ちさせることができるため、コストパフォーマンスに優れています。

 

実は、ラジカル塗料というのは、アクリルやシリコン、フッ素などに「ラジカル制御機能」というオプションが加わった塗料であると考えることができます。

 

どういうことかというと、塗料というのは以下のように顔料+樹脂(主成分)+添加剤(オプション)+水or溶剤の4つの要素でできています。

塗料の耐久性に影響するのが主成分である樹脂で、これがシリコンなのかフッ素なのかで耐久性が大きく変わります。

 一般的な塗料の構成

 

そこで、通常の樹脂系塗料をベースとして、添加剤に「ラジカル制御機能」を加えたものをラジカル塗料ということができるのです。

 

ラジカル塗料の構成

 

よって、ラジカル塗料自体には樹脂はなく、あくまでも中身はシリコンやフッ素などの樹脂でできており、数万の費用を追加するだけで本来よりも長持ちさせることができるのです。

 

一般的には、シリコン塗料にラジカル制御機能を加えたパターンがラジカル塗料として販売されることが多いです。

 

よって、ラジカル塗料は、シリコン塗料にほんの少しの費用を加えて、さらに耐久性を高めた塗料として説明されることが多いです。

 

どんな外壁材とも相性が良い

外壁材の種類

 

ラジカル塗料は、さまざまな下地と相性が良い特徴を持っています。そのため、窯業系・金属系サイディングやモルタル、コンクリート、ALCパネル、鋼板、木部など、ほとんどの外壁材に対して塗装ができます。

 

さらに、塗料の伸びが良く、素材にしっかりと密着するため、複雑な形状の外壁にも比較的ムラなく塗装が行えます。

 

ラジカル塗料のデメリット

逆にラジカル塗料を選んだ時のデメリットも教えてくれたら助かるっちゃけど?
ラジカル塗料は新塗料なため、実績が少ないというデメリットがあるんです。
なのでおすすめする人と不向きな人が分かれるので、詳しくは第5章でお伝えしますね🎵
ウォールハーツ職人
ウォールハーツ職人

ラジカル塗料のデメリットについて

新塗料のため、製品数や実績が少ない

ラジカル塗料のデメリットの一つは、新しい塗料であるため、まだ多くの実績が蓄積されていないことです。

他の従来の塗料と比べて市場に導入されたのが2012年と最近のことです。そのため、長期間にわたる実際の使用状況や耐久性に関するデータがまだ限られています。

 

また、塗料の製品数も少ないため、場合によってはラジカル塗料を取り扱いしていない業者も珍しくはありません。

 

濃い色の場合、性能が落ちる

ラジカル塗料には「ラジカル制御機能」という塗膜の分子を囲むシールドが施されているとお伝えしましたが、これを「ラジカル制御型酸化チタン」といいます。

 

この酸化チタンは性質上、淡色系のカラーでしか力を発揮できないため、外壁をベージュやホワイトなどの比較的温かみのある淡い色を希望している方にこそ向いている塗料であるといえます。

 

よって、紫外線による劣化や色あせを防ぎつつも、ブラウンやブラックといった濃い色をご希望の方は、フッ素塗料や高耐久性のシリコン塗料などそもそもの耐久性が高い塗料を使うことで、長持ちさせることができます。

 

ラジカル塗料の単価と耐用年数

ラジカル塗料が比較的安価で耐久性が高いのはわかったけど、実際にいくらでどれくらい長持ちするの?
せっかくなので他の塗料と比較してみましょう
ウォールハーツ職人
ウォールハーツ職人

 

ラジカル塗料の単価は2,200円~2,800円/㎡

下記の通り、ラジカル塗料の単価は、シリコンよりも少し高く、フッ素塗料よりも安いことが分かります。

ちなみに、1坪当たり3.3㎡なので、一般的な30坪の一軒家の外壁を塗装する場合は、大体1回塗りで21万~27万、2回塗りで50万程度と見ておいてよいでしょう。※

 

※下塗りや足場代、下地処理代は別

ラジカル塗料の単価

 

ラジカル塗料の耐用年数は12年~15年

ラジカル塗料の耐久性はシリコンよりも3年程長いことがわかります。

場合によっては、フッ素塗料よりも低価格で、耐久年数は同程度となっているのです。

そのため、近年ではラジカル塗料はコスパが良い塗料として多くの方に選ばれ始めているのです。

 

ラジカル塗料の耐用年数

 

ラジカル塗料はこんな人におすすめ

職人【こんな人におすすめ】

 

これまではラジカル塗料の特徴や価格についてお伝えしましたが、この章ではどんな人におすすめなのかについて説明していきます。

 

ラジカル塗料がおすすめな人

<こんな人にオススメ>

・価格と品質のバランスを重視する人

・ベージュやホワイトなどの淡彩色を希望している人

・日の当たりが良いところに住んでいる人

・屋根の塗装も考えている人

 

ラジカル塗料は、紫外線による劣化が起きにくく、価格も比較的安価な塗料のため、建物の日当たりが良く、かつコストパフォーマンスを重視する方にはおすすめです。

 

また、紫外線を最も長く受けている屋根の塗装においても、その効果を発揮しやすいので、外壁だけでなく屋根塗装も検討されている方にも最適です。

 

ラジカル塗料が不向きな人

<こんな人には向いていない>

・ブラックやブラウンなどの濃い色で塗装したい人

・実績の多い塗料の方が安心する人

 

ラジカル塗料をおすすめできない場合として、まず、外壁を濃い色で塗装したい方が挙げられます。

第3章でお伝えした通り、ラジカル塗料は紫外線による劣化を防ぐための「ラジカル制御型酸化チタン」が含まれており、性質上、ベージュやホワイトなどの淡彩色でしか力を発揮できません。

 

よって、濃い色でシックな建物にしたい方は、フッ素や高耐久性のシリコン塗料など、そもそもの耐久性の高い塗料を使うことをおすすめします。

 

また、ラジカル塗料は2012年に発売された新塗料のため、2023年現在、施工されて12年以上経過している例がまだありません。

よって、実績を気にされる方については、業者を選ぶ際に、過去にラジカル塗料を使用した施工例があるかどうか、また、保証年数などを確認することをおすすめします。

 

当店おすすめのラジカル塗料3選【施工例付】

これさえ選んでおけば間違いない!っていうシリコン塗料はあるの?
もちろんです!この章では、シリコン含有率が45%~65%含まれる、実績の多い国内大手メーカーの塗料をいくつかご紹介しますね(^^♪
ウォールハーツ職人
ウォールハーツ職人

 

【コスパ最強】パーフェクトトップ

パーフェクトトップ

・日本ペイント

外壁用1液型水性塗料

・モルタル、コンクリート、窯業系サイディング、ALCパネルに塗装可

・艶あり、7・5・3分艶、艶なし

 

国内大手メーカーである日本ペイント製の外壁用ラジカル塗料です。

シリコンよりも高い耐久性を持ち、シリコンとほとんど変わらない価格なため、コストパフォーマンスの良いラジカル塗料として多くのご自宅で使われています。

日本ペイントのラジカル塗料といえばこちらの塗料なため、オーソドックスな塗料を希望している方にはおすすめです。

 

また、水性なため、塗料独特の臭いが弱く、臭いに敏感なペットを飼っている方にも安心して使うことができます。

 

パーフェクトトップを使用した施工例

久留米市T様のご自宅(クリックで詳細)

パーフェクトトップの施工例

 

【高耐久性】アレスダイナミックTOP

アレスダイナミックトップ

 

・関西ペイント

・外壁用1液型水性塗料

・モルタル、コンクリート、窯業系サイディング、ALCパネルに塗装可

・艶あり、7・5・3分艶

 

国内大手メーカーである関西ペイント製の外壁用ラジカル塗料です。

この塗料の特徴は、ラジカル塗料の中でも耐久性に強く、フッ素と同等レベルの耐久性を誇ります。

メーカーの期待耐用年数は15年です。

 

【紫外線に強い屋根へ】ファインパーフェクトベスト

ファインパーフェクトベスト

 

・日本ペイント

屋根用2液型油性塗料

・スレート屋根に塗装可

・艶あり

 

日本ペイント製の屋根用ラジカル塗料です。

屋根は、建物の中で紫外線や雨風の影響を一番受けやすいので、ラジカル塗料の効果が発揮しやすい箇所です。

 

さらに、ファインパーフェクトベストは紫外線への強さだけでなく、藻やかびの発生も抑制してくれるため、建物の美観を維持します。

ファインパーフェクトベストを使用した施工例

朝倉市S様のご自宅(クリックで詳細)

ファインパーフェクトベストを使用した施工例

 

 

 

さて、本日はラジカル塗料についてお伝えしましたがいかがでしたか?☺

 

ラジカル塗料は、日の当たりの良いご自宅で、色あせや変色が気になる方にはぜひおすすめの塗料なので、施工方法や金額が気になる方はぜひウォールハーツにお気軽にお問い合わせ頂けると幸いです🎵

 

完全自社施工の安心価格でご案内します✨

 

 

 

本日のブログは以上です。

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

当店について

ウォールハーツのロゴ

久留米市の屋根塗装・外壁塗装専門店

ウォールハーツ

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福岡県久留米市東合川3丁目20-28-4F

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