施工事例
施工事例
小郡市のU様邸
外壁塗装・シーリング工事
福岡県小郡市美鈴が丘のU様邸より、見積5社の中から当店へ、外壁塗装工事およびシーリング防水工事のご依頼を頂きました。
「外壁全体の色あせが目立ってきた」
「北面を中心にコケ・カビ・藻の汚れが気になっていた」
ーーーそんなU様のお悩みをしっかり受け止め、職人一同、心を込めて塗装させていただきました。
それでは、施工に至るまでのストーリーをご覧ください。
建物の概要
(施工前の写真)

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物件種別 |
一戸建て |
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工事種別 |
外壁塗装 シーリング工事 |
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築年数 |
20年 |
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階建 |
2階 |
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外壁材 |
サイディング |
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延床面積 |
116.6㎡(35坪) |
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過去の塗装経験 |
今回が初めて |
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見積もり取得社数 |
5社(ハウスメーカー含む) |
小郡市U様が
塗装を考えたきっかけ

U様邸は築20年を迎え、これまで一度も外壁塗装を行っていないお住まいでした。
見た目の変化だけでなく、防水性や耐久性といった「住まいを守る性能面」にも不安を感じられ、今回メンテナンスをご検討されたとのことです。
「今後も安心して長く住み続けたい」という想いから、早めの塗装工事を決断されました。
U様はインターネットで、久留米市や小郡市近辺で塗装の専門店を探していたところ、当店の口コミや施工実績を見つけていただき、見積のご依頼を頂きました。
劣化診断結果
U様邸では、まず目視点検と写真撮影を中心とした劣化診断を行いました。
外壁やシーリングはもちろん、普段なかなか見ることのできない高所部分までしっかりと確認しています。
当店ウォールハーツでは、「年数が経っているから塗りましょう」といった一方的なご提案は行いません。
なぜ今この状態になっているのか、もしこのまま放置するとどうなるのかを、実際の劣化状況を見ながら丁寧にご説明することを大切にしています。
外壁の色あせやチョーキングの発生


劣化内容:
U様邸の外壁はサイディング材で、全体的にチョーキング現象はまだ軽度でしたが、外壁表面の色あせ・褪色がはっきりと確認できる状態でした。
特に日当たりの良い南面や西面では、新築時と比べて明らかに色味が薄くなっており、塗膜が本来持っている防水性能が少しずつ失われてきているサインといえます。
原因:
外壁(北側)コケ・藻・カビの発生

劣化内容:
北面や日陰になりやすい箇所では、コケ・カビ・藻といった汚れの付着も見られました。
これらは見た目の問題だけでなく、外壁が水分を含みやすくなっている証拠でもあります。
放置すると、外壁表面の塗膜を破壊し、雨水をどんどん吸い込んでしまうリスクが上がります。

原因:
まずは高圧洗浄で、長年蓄積された汚れや劣化した塗膜をしっかりと除去します。
そのうえで、耐久性・低汚染性に優れた無機塗料を使用し、外壁全体をしっかりと保護します。
塗膜を長期間維持できる仕様にすることで、見た目の美しさと防水性能を同時に高めていきます。

シーリングのひび割れ・剥離

劣化内容:
外壁目地やサッシ周りのシーリングには、痩せやひび割れといった劣化症状が確認できました。
築20年・未塗装という点を考えると、非常に典型的な劣化状態で、防水材としての役割を十分に果たせていない状況でした。

原因:

既存のシーリング材をすべて撤去し、超耐久型のシーリング材「オートンイクシード」で打ち替えを行います。
塗装工事と同時に施工することで、外壁全体の防水性能を最大限に高め、安心して長く住み続けられる住まいへと整えていきます。

U様邸は築20年を迎えており、「汚れ」「防水性能の低下」「シーリングの劣化」という点で、早めの対応が必要な状態でした。
特にサイディング住宅では、シーリングの劣化=雨水の侵入リスクに直結する重要なポイントです。
放置すると、内部の木部や断熱材にまで影響が及ぶ可能性があります。
その点から見ても、今回のタイミングでの施工は非常に適切な判断だったといえるでしょう。
当店では、建物の現状を正しくご理解いただくため、写真付きの劣化診断レポートを無料でお渡ししております。

5社の中から選ばれた理由

U様が当店をお選びくださった理由は、以下の2点でした。
まず大きかったのが、口コミや施工事例をご覧いただいた点です。
実際に工事をされたお客様の声や写真を通して、「きちんとした仕事をしている会社」という印象を持っていただけたとのことでした。
また、5社相見積もりを取られる中で、当店の説明が一番わかりやすく、メリットだけでなくデメリットもしっかり伝えてくれた点を評価してくださいました。
無理に高額な提案をせず、建物に合った内容を考えている姿勢が「誠実で信用できる」と感じていただけたようです。
さらに、担当者が実際に現場で職人として経験を積んできた点も、安心材料になったとのことでした。
現場を知っているからこそ、机上の空論ではない、現実的で納得感のある提案ができる――そこを信頼して、最終的に当店へご依頼くださいました。
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外壁には
ウルトラMUKIをご提案

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⚫︎プレマテックス社 ⚫︎ウルトラMUKI ⚫︎無機塗料 ⚫︎水性塗料 ⚫︎モルタル、コンクリート、窯業系サイディング、ACLパネルに塗装可 ⚫︎艶あり、5・3分艶 |
U様邸の外壁塗装には、プレマテックス社の「ウルトラMUKI(無機)」と「インデグラルコート」を組み合わせた仕様をご提案しました。
ウルトラMUKIは、無機成分を豊富に含んだ超高耐久塗料で、紫外線による劣化に非常に強いのが特徴です。
一般的なシリコン塗料やフッ素塗料と比べても耐用年数が長く、「一度の塗装でできるだけ長持ちさせたい」というU様のご要望にぴったりでした。
一回の塗装費用はシリコン塗料などに比べて高いですが、20以上先の長期スパンで考えると、結果的に塗装メンテナンスコストを下げることが可能になります。

さらに、仕上げとして4回目のトップコートにインデグラルコートを施工します。
このインデグラルコートは、上塗り塗膜を紫外線や雨から守る役割を果たし、耐用年数をさらに約15年延ばす効果が期待できます。
結果として、将来的な塗り替え回数を減らし、トータルコストの削減にもつながります。
また、超低汚染性能により、コケ・カビ・藻が付着しにくく、美観を長期間維持できる点も大きなメリットです。

シーリングには長高耐久性の
「オートンイクシード」を使用

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●オート化学工業株式会社 ●オートンイクシード(商品詳細はコチラ) ●1成分形ポリウレタン系シーリング材(ノンブリード) |
外壁の目地やサッシ周りの防水を担うシーリングには「オートンイクシード」を採用。
一般的なシーリング材は10年前後で劣化しますが、この製品は20〜30年レベルの超寿命が期待できます。
外壁がどれだけ良い塗料で仕上がっていても、シーリングが劣化すれば水の侵入は防げません。
だからこそ、建物の寿命を考えたときに外壁とシーリングを一緒に高耐久にすることが重要です。
施工中は毎日写真付きで作業報告を
ウォールハーツでは、すべてのお客様に対して、毎日の施工状況を写真付きでLINE報告しています。

塗装は「見えにくい工事」だからこそ、施工の透明性をしっかり確保することが大切だと私たちは考えています。
実際にお客様からは、
といった嬉しいお声をいただくことも多く、励みになっています。
優しく上品なベージュでを採用
既存カラーの美しさを生かした塗装を



事前のカラーシミュレーションデータはこちらです。

カラーについては、既存の雰囲気を大きく変えすぎないよう、家族でじっくり話し合われた結果、以下の配色を採用しました。
やさしく上品なベージュを基調に、付帯部を引き締めることで、落ち着きがありながらも高級感のある仕上がりを実現しました。
最後に
“大切な家を守る”パートナーとして
U様邸の工事を通して改めて感じたのは、「早めのメンテナンスが、住まいを長持ちさせる最大のポイント」だということです。
外壁やシーリングは、目に見えないところで確実に劣化が進んでいきます。
当店ウォールハーツは、ただ塗装をするだけの業者ではなく、お住まいを一緒に守っていくパートナーでありたいと考えています。
「まだ大丈夫かな?」と迷っている方こそ、ぜひ一度ご相談ください。
診断・お見積りは無料です。
このブログが、皆さまの不安を解消し、安心して一歩踏み出すきっかけになれば幸いです。