施工事例
施工事例
久留米市藤光町S様邸の建物の概要
(施工前の写真)
物件種別 |
一戸建て |
工事種別 |
外壁塗装 |
築年数 |
15年 |
階建 |
2階 |
外壁材 |
サイディング |
延床面積 |
148.3㎡(45坪) |
過去の塗装経験 |
今回が初めて |
見積もり取得社数 |
5社(ハウスメーカー含む) |
久留米市のS様が外壁塗装を考えたきっかけ
久留米市藤光町にお住まいのS様邸は築15年です。
今回外壁塗装を考えるきっかけとなったのは、シーリングが切れてしまっていることです。
シーリングの劣化が外壁や建物に与える影響を考え、シーリングの補修と外壁塗装を考えたそうです。
S様は久留米市の塗装専門店をインターネットで探していたところ、当店のホームページにたどり着き、口コミや施工事例などを見て、お問い合わせくださいました。
早速現地に伺い、プロの職人による無料の建物劣化診断を行ったところ、次のようにさまざまな箇所に劣化が見つかりました。
目地のシーリングの断裂・亀裂
早速、S様が一番気になられていた目地シーリングを確認しました。
写真の通り、シーリング材が途中で切れているのが分かるかと思います。
これは、最初は柔らかかったシーリングが紫外線を浴び続けることで硬化し、亀裂が入り、いよいよ切れてしまった状態です。
一般的に、建物が建てられた際に施されたシーリングの寿命は、5年~7年です。
紫外線や酸性雨を受けながら、時間をかけて劣化が進んでいきます。
シーリングが切れている場合、外壁に与える影響は2つあります。
一つは、隙間から雨水の侵入を許し、外壁材内部の腐敗や雨漏りを引き起こすリスクです。
もう一つは、外壁や塗膜のひび割れです。
シーリングは、外壁材と外壁材の間(目地)に埋め込まれ、柔軟性があることにより、道路から伝わる振動などを緩和し、ひび割れを防ぎます。
しかし、劣化により硬化したシーリングは、振動を緩和できずにそのまま外壁にダメージを与えてしまいます。
対策として、シーリングの打ち替え工事をご提案しました。
打ち替えとは、既存のシーリング材を除去し、新しいシーリング材を打ち直す工事になります。
全てを新しくするため、柔軟性を持ったシーリング材が緩衝材となり、外壁(塗膜)のひび割れや、雨水の侵入口を遮断し、外壁を長持ちする大きな手助けとなります。
また、次章で詳しくお伝えしますが、シーリング材にもこだわり、耐久性20年以上を誇る最高級品であるオートンイクシードをご提案しました。
外壁のコケ・カビ・藻の発生
写真を見ると、外壁のところどころに黒ずみや見えるかと思います。
これは、北東側の外壁の日当たりが悪く、コケやカビ、藻が発生しているものです。
これらの微生物は、新築時の外壁表面に塗られた塗料の表面(塗膜)を破壊し、防水性を低下させてしまいます。
その結果、割れた塗膜の隙間から雨水が入り込み、最悪の場合は雨漏りを引き起こすことがあります。
ご提案として、耐久性や耐候性が非常に高く、防カビ性や防藻性も十分発揮できる無機塗料を選定させていただきました。
その他箇所の色あせ
S様邸は紫外線の強いエリアに位置しているため、建物各所に色あせを起こしていました。
外壁の色あせは、表面の塗膜が防水性を失ってきている証拠になります。
3回塗りにより、紫外線や酸性雨に耐えうる強靭な塗膜を形成するご提案をしました。
このように、プロの職人による劣化診断を行うことで、S様邸の問題点を明確にすることができました。
当店では、お問い合わせいただいたお客様に、家の状態を理解していただくために、写真と解決策をまとめた劣化診断書を無料でお渡ししております。
5社の中から選ばれた理由
久留米市のS様は、当店も入れて5社の塗装店から相見積もりを取得されておりました。
その中で、なぜウォールハーツを選んでいただけたのでしょうか。S様に聞いてみると、以下のようにご回答いただけました。
営業担当の説明が丁寧で、信頼できたから
S様には様々な塗装店が色んな提案をされたようです。
当店では、職人経験のある代表である古賀がご担当させていただきました。
S様はシーリングの劣化がとても気になっていたようですので、どのようなシーリング材をどういった施工内容で工事を進めていけば、家が長持ちするのかを詳細に説明したことが、結果的に信用に繋がったようです。
また、高耐久性のシーリングに合わせ、外壁の塗料も高品質のものをご提案させていただきました。
当店は、お客様の家を長持ちさせるために必要なことを常に考え、なぜその塗料がお客様に最適なのか、建物の立地環境や外壁材の材質、シーリング材との相性など様々な観点でご説明するように心がけています。
塗料の選定や施工法に関しては他社には絶対負けない自信があります。
こういった熱意がS様に伝わったのかなと思っております。
久留米市S様からのご要望
O様からは以下のご要望を承っておりました。
●とにかく高耐久のシーリングにしてほしい ●色あせや湿気に強い高耐久塗料が望ましい ●費用は安めだと助かる |
これらのご要望に対して当店が行った提案は以下になります。
20年以上の高耐久を誇るシーリング材を使用
メーカー:オート化学工業株式会社 商品名 :オートンイクシード(商品詳細はコチラ) 種類 :1成分形ポリウレタン系シーリング材(ノンブリード) |
S様は、シーリングの劣化が一番気にされていましたので、社内の職人一同と話し合った結果、耐久性が他よりもずば抜けて優れているオートンイクシードをご提案しました。
<このシーリング材を選んだ3つの理由>
●耐用年数20年
一般的なシーリング材は7年から10年くらい持ちますが、オートンイクシードは紫外線や雨風にとても強いので、メーカーによる耐用年数は20年と発表しています。
なぜ通常のシーリング材よりも2倍以上の耐用年数を誇るのかというと、その成分にあります。
シーリング材には柔軟性を持たせるために可塑剤(かそざい)が使われますが、可塑剤は紫外線や雨、温度変化によって分離してしまいます。
オートンイクシードには可塑剤の代わりにLSポリマーという特殊な成分が含まれており、これは外部環境に影響されず、長期間劣化しにくいです。
●ひび割れが起きにくい
上述したLSポリマーの影響で、紫外線や雨風によって起きるシーリングのひび割れが起きにくい特徴を持っています。
●メーカー保証10年付き
シーリングには珍しく、10年間のメーカー保証が付いています。
耐久性が最高クラスの無機塗料をご提案
⚫︎エスケー化研 ⚫︎エスケープレミアム無機 ⚫︎無機塗料 ⚫︎水性塗料 ⚫︎モルタル、コンクリート、窯業系サイディング、ACLパネルに塗装可 ⚫︎艶あり、5・3分艶 |
高耐久のシーリング材に合わせて、外壁に塗る塗料も高耐久のものにこだわりました。
紫外線による色あせや、湿気からくるカビや藻に強い塗料である、国内大手メーカーであるエスケー化研の「エスケープレミアム無機」(外壁用)をご提案しました。
<このシーリング材を選んだ2つの理由>
●紫外線と湿気に強い耐性を持っているため
無機塗料は、アクリル、シリコン、ラジカル、フッ素などの他の塗料と比べて、非常に耐久性が高い塗料です。国内で最も耐久性に優れ、18年から20年も持続します。
さらに、エスケープレミアム無機は、紫外線に対する非常に高い耐候性を持ち、外壁を色あせから守ります。
また、防カビ性や防藻性にも優れているため、日当たりの悪く、コケやカビが生えていた外壁にも、高いパフォーマンスを発揮します。
●長い目で見ると費用が安い
このような高品質塗料だと、値段は高いのでは?とお考えの方も多いでしょう。実際、S様にはできるだけ費用を抑えたいというご要望を聞いておりました。
確かに、無機塗料は他の塗料に比べて、相場が高い傾向があります。
しかし、20年という長期間でのメンテナンスコストを考えると、1回の塗装が安いシリコン塗料と比べると、無機塗料の方がかえって約40万円ほど安くなります。
この点を話し合いながら、色あせやコケ・カビに強く、さらに費用を抑えたいというS様のご要望にマッチすることをしっかりご理解いただいたうえで、今回は無機塗料を使うことを一緒に決めました(^^♪
<合わせて読みたい記事> |
施工中には必ず経過写真を毎日ご報告
S様は今回が初めての塗装だったため、業者選びに非常に慎重で、「悪徳業者に騙されたらどうしよう」という不安がありました。
残念ながら、塗装業界では利益を優先する一部の業者による手抜き工事のトラブルが絶えません。
そこで当店では、営業担当者が現場で施工の様子を確認するだけでなく、施工中の様子をLINEなどでお客様に報告することを徹底しています。また、当店の施工ブログにも毎回その様子を公開しています。
ベージュをメインカラーに、軒天やベランダ外壁をブラックで塗装
S様は元々の外壁のカラーであったベージュ(オフホワイト系)が気に入っており、今回の塗装でも同系色のカラーをメインに選びました。
当店のこだわりとして、軒天や玄関天井をダークグレーにすることで、建物の外観が上品になり、より美しく見えます。
ベランダ側の外壁もダークグレーで美しく仕上がりました。
また、玄関ドアの木部との相性もばっちりです。
事前に行ったカラーシミュレーションデータはこちらです。
S様、この度は当店をお選び頂き誠にありがとうございました。
今後とも末永いお付き合いをぜひよろしくお願いいたします。