外壁塗装時に高圧洗浄は必要?雨の日でも大丈夫?【価格相場や悪徳業者の例を徹底解説】

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外壁塗装時に高圧洗浄は必要?雨の日でも大丈夫?【価格相場や悪徳業者の例を徹底解説】

外壁塗装時に高圧洗浄は必要?雨の日でも大丈夫?【価格相場や悪徳業者の例を徹底解説】

職人【高圧洗浄】

高圧洗浄ってそもそも必要?洗浄中に生活に制限はあると?
親戚が高圧洗浄後に床が水浸しになった話聞いたことあるけど、あれは業者が悪いとね?
塗装を行う前の工程として高圧洗浄が必要なのですが、実は、きちんと行ってくれる業者に依頼しないと、のちにトラブルが起きやすい工程でもあるんです。
ウォールハーツ職人
ウォールハーツ職人

 

いつもウォールハーツのブログをご覧いただきありがとうございます。

 

今回は、外壁塗装の見積もりでよく見かける「高圧洗浄」について、その必要性や価格相場、悪徳業者の注意点など大切な情報をまとめましたので、今後外壁塗装をご検討中の方はぜひご一読いただけますと幸いです。

 

外壁塗装時に高圧洗浄は必要?雨の日でも大丈夫?【価格や雨の日の洗浄、悪徳業者の例を徹底解説】

 

高圧洗浄とは

高圧洗浄

 

高圧洗浄とは、屋根や外壁を塗装する前に行われ、専用の洗浄機から圧力のかかった水を噴射し、塗膜に付着した汚れ等を洗い流す作業です。

 

高圧洗浄

 

高圧洗浄は塗装前に行われますが、全体の施工の流れとしては下記の工程で行われます。

 

<塗装の工程>

近隣へのご挨拶

足場の組み立て

高圧洗浄←ここ

下地処理

養生

塗装(下塗り・中塗り・上塗り)

工事完了

 

高圧洗浄はなぜ必要なのか

一見、表面の汚れを洗浄するだけの作業に見えますが、高圧洗浄は新しく塗る塗料を長持ちさせるために必要不可欠な作業になります。

 

なぜなら、高圧洗浄を行わないまま外壁塗装を行った場合、汚れの上から塗料が塗られるため、下地と塗料の密着性が低下し、以下のようなリスクが発生します。

 

<外壁塗装時に高圧洗浄をしなかった場合>

新しく塗った塗料が数年ではがれてしまう

正面にムラが出る

仕上がりの印象が悪くなる

 

よって、高圧洗浄は塗料の耐久性を最大限に引き出すためにも欠かせない作業なのです。

 

業者が提案する高圧洗浄の3つの方法

一般的に、高圧洗浄は以下の3つの方法で行われます。

汚れの具合や、洗浄する箇所によって使い分けられます。

 

高圧洗浄の種類

 

基本的には、ストレート噴射タイプを使って汚れを洗い流します。

 

また、汚れが頑固で取り切れない場合や、汚れが付着しやすい屋根には、より強力なトルネードタイプを使用して洗い流します。

 

トルネードタイプは、圧力が強すぎて外壁や屋根の下地を傷めてしまう場合があるので、下地の劣化具合を見て、水圧に耐えうる場合にのみ使われます。

 

バイオ噴射は、水圧では流すことができないかなり強い頑固な汚れを洗い流す場合にのみ、特殊な洗剤を使用して洗浄します。

 

また、カビやコケは、一見高圧洗浄で綺麗に洗い流せたように見えたとしても、再び発生してしまうこともありますので、再発防止のためにもバイオ洗浄を使うことがあります。

 

ほとんどのケースは通常洗浄かトルネード噴射で済みますし、特殊な場合だけバイオ洗浄を使うとご理解いただいて構いません。

 

優良な業者であれば、なぜその噴射タイプを選んだのかを教えてくれますので、ご納得いくまで説明をしてくれる業者にお願いすることが大切です。

 

高圧洗浄だけでは取れないサビや古い塗膜はケレン掛けを

 

ケレン掛け

 

高圧洗浄だけでは除去できないものもあります。

 

それはサビや古い塗膜です。

 

これらを除去するときは、サンドペーパーという紙やすりのようなものや、電機工具を使って、職人の手作業で一つ一つ丁寧に取り除いていきます。

 

この作業をケレン掛けと呼びます。

 

洗浄をするだけでなく、その後にしっかりとケレン掛けを行う業者は、お客様の建物が長持ちすることを心掛けている優良な業者であるといっても良いでしょう。

 

高圧洗浄の価格について

費用

 

価格相場

高圧洗浄の価格は、どの洗浄方法で、どれくらいの面積を洗浄するかで変わります。

 

<高圧洗浄の価格相場>

外壁・屋根問わず

通常高圧洗浄→100~300円/㎡

バイオ高圧洗浄→400円~800円/㎡

 

水道代はお客様負担

基本的には、高圧洗浄はご自宅の水道を使い、バケツに溜めて洗浄を行います。

水道代はお住まいの地域にもよりますが、多めにみても2,000円程度と思って頂いて良いでしょう。

 

高圧洗浄にかかる時間

高圧洗浄【時間】

 

洗浄開始~乾燥までは大体2-3日が目安

洗浄中にかかる時間は、外壁のみ行うのか、屋根もあわせて行うのか、また、行う面積によって時間が変わりますが、基本的には6時間~8時間が目安です。

 

高圧洗浄は上から下へ汚水を流していくので、基本的には屋根から行います。

その後外壁の洗浄を行い、最後に外塀や駐車場の汚れを落として洗浄完了となります。

 

次に乾燥させるのに1日から2日間設けます。

 

洗浄と同じくらい乾燥も大切

高圧洗浄は、下地と塗料の密着性を高め、長持ちさせるために大切ですが、洗浄後にしっかりと乾燥時間を設けることも大切です。

 

乾燥せずに壁が濡れたまま塗装を行ってしまうと、仕上がり後に塗膜の膨れや気泡が吹き上がったりする可能性がかなり高まります。

 

よって乾燥時間は、季節や天候にもよりますが、24~48時間は余裕をもって設けた方が良いです。

 

結論、洗浄するのに約8時間、乾燥するのに約1日から2日と考えると、2‐3日が目安となります。

 

雨の日の高圧洗浄は大丈夫なのか?

雨【高圧洗浄時】

高圧洗浄は雨天時にも行える数少ない作業

外壁塗装において、雨の日は基本的にお休みになるのですが、実は高圧洗浄は雨天時にも行うことができる作業なのです。

 

なぜなら、高圧洗浄は水を使う作業ですので、小雨程度であれば、水圧で浮いた汚れを、雨水が一緒に洗い流してくれるので、作業自体に問題はないのです。

 

洗浄後に雨が降っても大丈夫なの?

「高圧洗浄後に雨が降っても乾燥するの?その後の塗装に影響はないの?」と心配される方も多いです。

 

結論から言うと、小雨程度の雨であれば乾燥に影響はなく、塗装は晴れた日に行うので、高圧洗浄時やその後の乾燥期間に多少の雨が降ったとしても、塗装には影響はありません

 

高圧洗浄時には1分間に約15リットルの水量を屋根や外壁に直接当てるため、小雨程度の雨量とは比べ物にならないほど大量の水を使います。

 

大雨ではない限り、1日もあれば乾燥しますし、洗浄後の翌日にすぐ塗装をするのではなく、次の工程は養生であり、塗装するときには晴れた日に行います。

 

ウォールハーツの場合は、季節や天候を配慮した上で余裕を持った施工を行いますのでご安心頂いて大丈夫です。

 

高圧洗浄時の注意点【生活面】

カギ閉め

 

高圧洗浄のみならず、塗装中には一部生活面で制限があります。

 

ウォールハーツは以下のような点を事前にお客様に伝えております。

 

高圧洗浄中は必ず窓やドアのカギを閉めておく

高圧洗浄時には非常に強い水圧がかかるので、カギを掛けておかないと、水圧で開く場合もあります。

 

たまにお子様が知らずに、窓のカギを掛けることを忘れてしまい、そのまま水圧で勢いよく窓が開き、床が水浸しになってしまうということも起こりうるので、家族内で共有しておくことが大切です。

 

高圧洗浄中は洗濯物は部屋干しで

高圧洗浄によって汚水が衣類にかかる可能性があるため、高圧洗浄時は部屋干しをしていただくことになります。

 

また、高圧洗浄時に限らず、塗装時などにおいても塗料の飛散やにおいの付着などもありますので、基本的に施工期間中を通して部屋干しをしておく必要があります。

 

植物やペットは水の飛散しない位置にご移動を

汚水によって植物が枯れてしまったり、ペットに影響が出てきてしまいますので、安全な場所に移動しておく必要があります。

 

もちろん、職人はそういうことに配慮して洗浄を行いますが、移動していただけた方がスムーズに作業が進みますので、ご協力が必要となります。

 

高圧洗浄中は音がします

高圧洗浄中は、機械音や水が壁に当たる時の音が聞こえます。

お昼寝やお子様の学習の邪魔になる可能性もありますので、音に敏感な方は、耳栓をするなどで対処していただく必要があります。

 

洗浄後の浸水の確認

洗浄中は、建物内部に水が入らないように養生をしっかり行いますが、絶対にすべての箇所に完璧に水が入らないというわけではありません。

 

よって、洗浄後は水が入った箇所がないかの確認のご協力が必要となります。

 

高圧洗浄時のトラブル【悪徳業者に注意】

注意する職人

高圧洗浄時に起きるトラブルや手抜き業者の手口をまとめました。

以下の点に注意して、より良い塗装業者を見つけることが大切です。

 

高圧洗浄時間を2-3時間で終わらせる業者

そもそも高圧洗浄さえしない業者もいますが、洗浄するにしても、職人の人件費を抑えるために、表面だけさらっと洗って2-3時間で済ます業者もいます。

 

1でお伝えした通り、高圧洗浄は表面の汚れを洗浄するだけでなく、古い塗膜やこびりついたコケ、カビを除去する作業でもあります。

 

このような作業を2-3時間で終えることはありえません。

 

このように短時間で済ます思考の業者は、高圧洗浄だけでなく、その後の下地処理や、塗装の塗る回数までも手抜きする可能性があるため、注意が必要です。

 

早く終わらせることができる=効率が良い業者ではありません。

 

優良な業者ほど、しっかりと時間をかけ各工程丁寧に行いますので、作業時間を聞いたうえで良い業者を選びましょう。

 

水圧の調整をせず室内に浸水してしまう

高圧洗浄は水圧100~200kg/㎠とかなり強い圧力で汚れなどを洗い流します。

 

当然、外壁や屋根の傷み具合や、洗浄箇所によっては、水圧を調整しないと室内に浸水し、床がびしょぬれになったり、下地が傷んでしまうことがあります。

 

特に、窓枠廻りのコーキング部分や、ひび割れ箇所、金属製のサイディングの洗浄については、水圧を弱める必要があります

 

窓枠廻りに強い水圧を与えると、室内に水が浸水してしまいますし、金属製のサイディングは傷がついたり凹んでしまうことがあります。

 

また、ひび割れ箇所に強い水圧を加えることでさらにひび割れが広がり、湿気に弱い下地にまで浸水し、下地そのものが大きく傷んでしまう可能性があります。

 

実際に当店がHPに設けている塗装相談箱にも、他社に施工を依頼した方で、高圧洗浄後に室内がびしょぬれになったり、外壁が欠けていたという相談が来ています。

 

実際の相談内容が気になる方はこちら

高圧洗浄のトラブル

 

よって、一つ一つの工程を雑にせず、誠実かつ丁寧に行う業者を選びましょう。

 

見積書に洗浄一式と省略する業者

第2章でお伝えした通り、高圧洗浄の金額は、洗浄方法と面積によって変わります。

「洗浄一式」と表記された場合、その金額の根拠がわからなくなってしまいます。

 

こういった一式表記をする業者は目に見えない部分で手抜きを行う可能性が高いので、一式表記の金額を見た際は、必ず内訳が分かるように見積書を出し直してもらい、その金額が相場内のものなのかを確認しましょう。

 

<合わせて読みたい記事>

外壁塗装の見積書で優良業者を見極める方法【騙されたくない方は必見】

 

必要な養生を行わない

養生

 

高圧洗浄中の水の飛散や浸水のトラブルが起きない為にも、水が当たったらまずいところには養生が必要です。

 

例えば、水圧で水が入りやすい換気口や、水が当たることで故障しやすいインターホンには事前に養生しておくことが大切です。

 

手抜き業者はこの養生費用をかけずに、そのまま作業を行ってしまい、後々トラブルを生みがちです。

 

汚水の処理を行わない

雨樋

高圧洗浄は汚水が流れ落ちる為、基本的には屋根から行いますが、屋根洗浄により流れ出た汚水が雨樋に溜まりやすかったりします。

 

そもそも雨樋は、建物に降った雨水をスムーズに寄せ集め、地面の排水口へと排水するのが最大の役目です。

 

しかし、雨樋に溜まった汚水の処理をしない場合、雨樋内の水の通りが悪くなり、雨天時に雨水があふれ出し、外壁の劣化や雨漏りの可能性が出てきます。

 

ウォールハーツが行う高圧洗浄の付加サービス

サービス

ウォールハーツが高圧洗浄を行う場合、よりお客様に満足していただくため、以下の付加サービスを行っています。

 

通常の高圧洗浄の費用は頂きますが、以下は無償で行います。

※水道代はお客様負担となります。

 

窓ガラスの高圧洗浄

屋根や外壁のみでなく、窓ガラスの高圧洗浄も行います。

特に、2階の窓ガラスなどは普段届かない部分で、足場がないと通常洗えない場所になります。

 

当然ホコリや砂汚れなどが付着しているため、高圧洗浄を行うことで、外壁と同じように綺麗になります。

 

雨樋・ベランダ排水内側に溜まった泥汚れなどの洗浄

雨樋やベランダ排水内側に蓄積した汚れなどを高圧洗浄で一緒に洗い流すことで水の流れを整え、詰まりなども起きにくくなるため、結果的に建物が長持ちします。

 

建物の外回りにある(土間・カポート屋根・ブロックなど)の高圧洗浄

外壁・屋根と同じように、実は建物の外回りにあるものにも汚れが付着しています。

外回りも一緒に洗うことで、塗装後に全体的に外観がより綺麗に見えます。

 

 

 

さて、本日は高圧洗浄について解説しましたがいかがでしたでしょうか?

 

塗装の前にしっかりと汚れを除去することが、塗料が長持ちさせるためには欠かせないので、業者を選ぶ際は、高圧洗浄に時間をかけて、後処理も丁寧に行ってくれる業者に依頼するようにしましょう。

 

本日のブログは以上となります。

長文にも関わらず最後までお読み頂きありがとうございました。

 

当店について

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