施工事例
施工事例
久留米市I様所有アパートの建物の概要
(施工前の写真)
物件種別 |
アパート |
工事種別 |
外壁・屋根塗装 その他リフォーム |
築年数 |
25年 |
階建 |
2階 |
外壁材・屋根材 |
外壁材:サイディング 屋根材:スレート |
延床面積 |
148.5㎡(45坪) |
過去の塗装経験 |
あり |
見積もり取得社数 |
3社 |
久留米市I様がアパートの外壁塗装・屋根塗装を考えたきっかけ
こちらのアパートは築25年で、外壁の色あせや一部に腐食が見られるため、オーナーであるI様が塗装を検討し始めたそうです。
I様は久留米市近郊で外壁塗装店を探す中で、当店のホームページをご覧になり、口コミや施工事例を確認したうえでお問い合わせいただきました。
さっそく現地調査に伺い、プロの職人が無料で建物の劣化診断を行ったところ、いくつかの箇所で劣化が確認されました。
屋根や外壁の色あせ
外壁を確認したところ、色が薄くなり、触ると白い粉のようなものが手につく「チョーキング現象」が見られました。
また、屋根も紫外線の影響で一部が色あせていました。
チョーキング現象とは、屋根や外壁を守る表面の塗膜が紫外線で劣化し、粉状になって表面に現れる現象です。この現象は外壁塗装を検討する主な理由の一つで、全体の約67%を占めています。
塗装をせずに放置すると、外壁材や屋根材に雨水がしみ込み、建物の腐敗、雨漏りを引き起こすことになります。
屋根も外壁も、紫外線に強い無機塗料により3回塗りを行うことで、こういった紫外線による屋根壁の防水性低下を防ぐ事が可能になります。
具体的な塗料は後章にて詳しくご説明します。
外壁材の一部破損・腐食
この写真を見ると、外壁材が剥がれているのが確認できます。
外壁材が破損すると内部がむき出しになり、雨水が直接染み込む状態になってしまいます。このままでは建物に大きなダメージを与える恐れがあります。
当然、建物の資産価値も大きく下がることになります。
このような場合、塗装だけでは対応できず、外壁材そのものの張替えが必要になります。
そのため、下部から約50cmの範囲で外壁材を張り替えることをご提案しました。
このように、外壁や屋根、その他付帯部の隅々まで配慮し、長い目でお客様の大切なアパートが長持ちすることを念頭に置いたうえで、当店では外装劣化診断を行っています。
当店は、お問い合わせいただいた皆様に建物の状態を少しでも理解していただくために、上記の写真と解決策をまとめた劣化診断書を無料でお渡ししております。
3社の中から当店が選ばれた理由
久留米市御井旗崎のアパートのオーナーであるI様は、業者選びの際に、当店を含め3社から相見積もりを取得していました。
業者選びには多くの時間を費やし、非常に悩んだと聞いております。
その中で、なぜウォールハーツを選んでいただけたのでしょうか。I様に聞いてみると、大変うれしいお言葉をいただきました。
担当者の熱意と誠実さ
「どの業者も丁寧に説明してくれましたが、貴社の担当者の方は特に熱意が感じられました。質問に対する回答が的確で、私たちの立場に立って一緒に考えてくれているのがよく伝わりました。」
このようなお言葉をいただき、大変光栄に思っております。
当店では、お客様に安心してご納得いただけるよう、わかりやすい説明を心がけています。この姿勢をご評価いただけたことが、私たちの大きな励みになっています。
下地処理の大切さが伝わったから
当店では、他店よりも時間をかけて下地処理を行っています。
下地処理とは、塗装前に行う作業で、高圧洗浄、ケレン掛け(サンドペーパーなどで表面の汚れや古い塗膜を削り落とす作業)、シーリング処理(防水処理)のことを指します。
塗装の業界でも基礎が大事です。
この下地処理を行うのと行わないのとでは、塗装の持ちが5~10年ほど変わるほどとても重要な作業になります。
また、この下地処理は塗装すると隠れて見えなくなるところだからこそ、利益目的の手抜き工事が起きやすくなっています。
当店では、各作業結果をお客様へ毎日ラインで報告し、いつ、だれがどんな施工をしたのかを明確に提示するようにしております。
入居者にも配慮した施工を
施工中は、入居者の生活に制限をかけることになります。
そこで、当店は、環境に優しい水性塗料を使うことで、塗料の独特な臭いを抑えるように心がけています。
また、以下のような施工期間のお知らせを各部屋の入居者様へ手渡しし、施工中の不平不満が起きないように徹底しております。
外壁にはプレマテックス製の「タテイルフロン」をご提案
●プレマテックス社 ●タテイルフロン ●フッ素ハイブリッド形無機塗料 ●外壁用水性塗料 ●モルタル、コンクリート、窯業系サイディング、金属系サイディングに塗装可 ●艶あり、3分艶 |
当店の職人と社内で検討した結果、紫外線による色あせやひび割れなどの劣化に最も強い塗料である、国内大手メーカーであるプレマテックスの「タテイルフロン」をご提案しました。
こちらはシリコン、ラジカル、フッ素などの塗料のグレードの中でも、耐久性が最上位である無機塗料になります。
<この塗料を選んだ理由①>
~紫外線に強く、色あせしにくいため~
無機塗料は、アクリル、シリコン、ラジカル、フッ素などの他の塗料と比べて、非常に耐久性が高い塗料です。国内で最も耐久性に優れ、メーカーによる期待耐用年数は25年とされています。
この塗料には、ガラスや石などの紫外線に影響を受けない無機物が含まれており、紫外線による色あせやチョーキングに対して、他の塗料に比べて圧倒的に強いです。
<この塗料を選んだ理由②>
~フッ素塗料とのハイブリッドである~
タテイルフロンは、無機塗料の中でもランクが高い(耐久性の高い)フッ素塗料とのハイブリッド塗料であるというのも選んだ理由の一つです。
実は、無機塗料といっても、完全にガラスや石などの無機物だけで作られるだけでなく、塗料として使うためには、樹液などの有機物と混ぜる必要があります。
そこで、アクリルやシリコン塗料とのハイブリッドの場合は、高い耐久性は期待できないという難点もあります。
フッ素塗料とのハイブリッドであるタテイルフロンは、無機塗料の中でも耐久性が高く、さらに親水性(雨水に触れると薄く広げる性質)があるため、雨水によって外壁の汚れを洗い流してくれるセルフクリーニング機能があることも魅力の一つです。
屋根にはプレマテックス製のタテイルαサンクールを提案
●プレマテックス社 ●タテイルαサンクールプレミアムエディション ●遮熱タイプ無機塗料 ●2液型油性塗料 ●スレート、鉄、ガルバリウム鋼板、トタン屋根に塗装可 ●艶あり |
<この塗料を選んだ理由>
~高い遮熱性を持つ~
アパートの屋根には、そこに住むオーナー様のお客様である住人の方々への配慮も必要です。
そこでご提案したのは、プレマテックス製の遮熱無機塗料である「タテイルαサンクールプレミアムエディション」です。
この塗料は、外壁塗料でも説明した高い耐久性や親水性に加え、屋根に求められる遮熱性を持った塗料になります。
紫外線を受けると、一般的な屋根塗料に比べて表面温度を約20℃抑えることができます。
遮熱効果があることで、熱い外気が室内に入り込むのを防ぎ、結果的に冷房代の節約になるという省エネ効果も期待できます。
ダークグレーを採用し、イメージを一新
ちなみにこちらは塗装前に行うカラーシミュレーションデータになります。
また、一部の外壁や軒天はブラウン系のカラーを採用し、美観性にはとにかくこだわりました。
当店では、下記のような塗り板サンプルをご提示した上で、お客様と一緒に時間をかけて慎重に選ぶことを心掛けています。
I様、この度は当店をお選び頂き誠にありがとうございました。
今後とも末永いお付き合いをぜひよろしくお願いいたします。